スター・ウォーズ ジェダイの復讐
スター・ウォーズ ジェダイの復讐
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スター・ウォーズ ジェダイの復讐

1983年7月2日公開、133分、アクション/SF/冒険・アドベンチャー
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「スター・ウォーズ」シリーズの第3作で、全6話の最終章に当る。共和軍と帝国軍の熾烈な戦闘が描かれるとともに、ルークの父親と妹の存在が明らかになる。「スター・ウォーズ」(77)のジョージ・ルーカスがエグゼクティヴ・プロデューサーをつとめ、「針の目」(81)のリチャード・マーカンドを監督に起用。ルーカスと同じUSCフィルムスクールに学んだハワード・カザンジャンが製作。ルーカスの原案に基づき、彼自身と前作「帝国の逆襲」(80)に引きつづきローレンス・カスダンが共同で脚本を執筆している。撮影はアラン・ヒューム、音楽はジョン・ウィリアムスが作曲、ロンドン交響楽団が演奏。プロダクション・デザイナーはノーマン・レイノルズ、視覚効果はリチャード・エドランド、デニス・ミューレン、ケン・ラルストンが担当。ミニチュアとオプティカル効果は、ルーカスフィルムの子会社でカリフォーニア州マリン郡にあるインダストリアル・ライト・アンド・マジック(ILM)で撮影、ライヴ部分はロンドン郊外のEMIエルストリー撮影所とアリゾナ州ユマ、カリフォルニア州クレセントでロケ撮影された。出演はマーク・ハミル、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー、ビリー・ディー・ウィリアムス、アレック・ギネス、アンソニー・ダニエルズ、ケニー・ベイカー(2役)、ピーター・メイヒュー、デイヴィッド・ブラウズなど。後に「スターウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還」に改題。

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ストーリー

帝国は先に共和軍に破壊されたデス・スターの2代目を建造。大きさでは2倍、火力では数倍という新しいデス・スターは、半分以上が完成していた。前作で冷凍人間にされたハン・ソロ(ハリソN・フォード)は、タトゥーイン星の砂漠に要塞をかまえるジャバ・ザ・ハットのところに飾られていた。Cー3PO(アンソニー・ダニエルズ)とR2ーD2(ケニー・ベイカー)が、ジャバ・ザ・ハットのところを訪れ、ハン・ソロとロボット2体を交換したいというルークの申し出を告げる。しかし、相手にされず、奴隷の身に。同じ頃、1人の賞金稼ぎが、チューバッカ(ピーター・メイヒュー)をつれてきて、ジャバ・ザ・ハットに渡す。その賞金稼ぎは実はレイア(キャリー・・フィッシャー)だった。彼女はハン・ソロを救出するが、見つかってしまう。ルーク(マーク・ハミル)も現われて、ジャザ・ザ・ハットと直談判するが、捕虜にされる。彼らは砂漠の穴にすむサルラックの生け賛にされそうになるが、ルークが光線剣で切りかかり、また衛兵に化けていたランド・カルリジアン(ビリー・ディー・ウィリアムス)も加勢し、ついに逃走に成功。ルークは皆と別れてダゴヴァ星に行き、ヨーダに会う。900歳になる師ヨーダはレイアがルークの双子の妹であること、ルークが真のジェダイ騎士になるにはダース・ヴェイダーと対決しなければならぬことを告げて、息を引き取った。またケノビ(アレック・ギネス)の霊はルークの父はアナキン・スカイウォーカーといったが、フォースの暗黒面に引き込まれてダース・ヴェーダー(デイヴィッド・ブラウズ、声はジェームズ・アール・ジョーンズ)になったことを明らかにする。新しいデス・スターは、近くのエンドア星から放射されるエネルギー・シールドによって守られていた。ハン・ソロ、ルーク、レイアらはエンドア星に潜入する。ランドの乗ったミレニアム・ファルコンを始め、共和軍の戦闘機群が、デス・スターに接近。エンドア星の森の中で、ルークらは帝国軍と戦闘状態に入つた。レイアは身長3フィートもない生物イウォークに救われる。イウォークたちは、Cー3P0を神とあがめ、彼らも共和軍に味方することになった。ルークはダース・ヴェイダーと対決、捕虜となってデス・スターにつれてこられる。ダース・ヴェイダーを悪の世界に引き込んだ皇帝は、ルークを味方にしようと、彼の憎悪心をかきたてた。ルークは父と光線剣で争う。まだ善の心が残っていたダース・ヴェイダーは、傷つきながら皇帝を滅ぼす。マスクをとり、素顔になったアナキン・スカイウォーカーは息子に抱かれつつ死亡する。一方、エンドア星では、激闘の末にシールド放射装置を破壊。共和軍機と帝国軍機のドッグ・ファイトの末、デス・スターは爆破される。かくして、銀河系に再び平和がもどった。

スタッフ

監督

リチャード・マーカンド

脚本

ローレンス・カスダン

脚本、原案、製作総指揮

ジョージ・ルーカス

製作

ハワード・カザンジャン

共同製作

ロバート・ワッツ

共同製作

ジム・ブルーム

撮影

アラン・ヒューム

音楽

ジョン・ウィリアムズ

美術

ノーマン・レイノルズ

美術

フレッド・ホール

美術

ジェームズ・L・ショップ

編集

ショーン・バートン

編集

マーシア・ルーカス

編集

デュウェイン・ダンハム

衣装デザイン

アギー・ゲイラード・ロジャース

衣装デザイン

ニーロ・ローディス=ジャミロ

メイクアップ、クリエイチャー・デザイン

フィル・ティペット

メイクアップ、クリエイチャー・デザイン

スチュアート・フリーボーン

音響

ベン・バート

特殊効果

リチャード・エドランド

特殊効果

デニス・ミューレン

特殊効果

ケン・ラルストン

ミニチュア&光学処理

インダストリアル・ライト・アンド・マジック

視覚効果アートディレクター

ジョー・ジョンストン

メカニカル・エフェクト・スーパーバイザー

キット・ウェスト

SFXスーパーバイザー

ロイ・アーボギャスト

光学撮影スーパーバイザー

ブルース・ニコルソン

スタント・コーディネーター

グレン・ランドール

コンセプチャル・アーティスト

ラルフ・マクウォーリー

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作品データ

原題
Star Wars: Episode VI -Return of the Jedi
製作年
1983年
製作国
アメリカ
配給
20世紀フォックス
初公開日
1983年7月2日
上映時間
133分
製作会社
ルーカスフィルム作品
ジャンル
アクションSF冒険・アドベンチャー


[c]キネマ旬報社