シンガーソングライター倉地久美夫についての音楽ドキュメンタリー。1度聴いたら忘れられない強烈さでファンが急増している倉地の音楽世界に、「パンドラの匣」の冨永昌敬監督と、プロデューサー兼インタビュアーとして元『ユリイカ』編集長の須川善行が迫る。インタビューのほか、菊地成孔、外山明との演奏などを収録。
ストーリー
かつて体験したことのない歌声とメロディ、そして不可思議なギターの音色を奏でるシンガーソングライターの倉地久美夫。夢と現実の間を行き来するような底知れぬ世界に、誰もが惹きこまれてしまう。1度聴いたら忘れられない強烈さで、ファンが急増しているミュージシャンである。冨永昌敬監督とプロデューサーでインタビュアーの元『ユリイカ』編集長の須川善行が、倉地の音楽世界を紐解いていく。福岡県で生まれた倉地は1983年に上京し、1986年から弾き語りを始めた。1991年に福岡へ帰郷し、東京と福岡の2都市を足場に音楽活動を続けている。2002年、第2回『詩のボクシング』全国大会で優勝したことでも知られる。本作は、2005年渋谷Le Decoギャラリーでのソロ演奏と、菊地成孔、外山明とのトリオ演奏、2008年の倉地へのインタビュー、父・樺山久夫の作品が展示されている嬉野武雄観光秘宝館でのロケ、旧友・知人へのインタビュー、菊地、文筆家・岸野雄一、ミュージシャン石橋英子、CDショップ経営者・田口史人へのインタビュー、1980年代のライブ映像、福岡RKB毎日放送が制作・放送したテレビ番組、2010年ロンドンcafe OTOでのライブ映像などを収録し、倉地の音楽の秘密に迫る。
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