世界各国で高い評価を受けながらも2010年7月に他界した人形遣い“百鬼どんどろ”岡本芳一の舞台作品『VEIN-静脈-』を、「人形のいる風景 ドキュメント・オブ・百鬼どんどろ」の渡邊世紀監督が再構築。人形と演者が映画の登場人物としてドラマを紡ぎ出す、全く新しいジャンルの映像作品に仕上げた。
ストーリー
岡本芳一演じる「私」と「少女」(人形)。互いに傷を持つ二人は、いたわり合いながらも決して相手を救うことはできない。顔に包帯を巻いた「私」と、血管が剥き出しの身体を持つ「少女」の痛々しさが心の痛みとなって観る者に迫る……。
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