コン・ユ
カン・イノ
2000年から6年にわたって、韓国の聴覚障害者学校で起きていた、教員らによる生徒への性的虐待というおぞましい出来事を基に映画化したサスペンス・ドラマ。ひとりの教員の目を通し、悲惨な事件の一部始終が描かれ、また、後半では法廷での行き詰まる物語が繰り広げられる。主演は「コーヒープリンス1号店」のコン・ユ。
※結末の記載を含むものもあります。
美術教師として郊外の学校に赴任したイノ。彼はそこで驚くべき光景を目の当たりにする。寮の指導教員が女子生徒の頭を洗濯機の中に押し付けていたのだ。彼女をかまったイノは、男女複数の生徒が校長を含む教師から性的虐待を受けている事を知り、真実を告発する。そして、子供たちと法廷に立つが、理不尽な現実をつきつけられる。
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実話は直球で響いてくるものがある。 それにしても、これが実際あったことだということがすごい!! ただでさえ子供たちは弱いのに、障害を持った子たちは尚のこと..................。 その弱みに付け込んで、悪どい大人たちが..............。 貧困の前には金の力があり!? 子どもの気持ちや自尊心よりも、金や地位や名声を選ぶ大人たちにあきれた。 国をも動かしたこの事件だが、なんか思ってたようなすっきりした終わり方ではなかった。 あんなエロおやじたちに吐き気がした。 何より子ども達の演技力に圧倒され、何度も泣いた。