ミシェル・ヨー
アウンサン・スーチー
ビルマ民主化運動のリーダーとして、1991年にアジア人女性初のノーベル平和賞に輝いたアウンサンスーチー。彼女の軍事政権との戦い、長きにわたる自宅軟禁生活、遠く離れたイギリスで暮らす夫との愛をつづる人間ドラマ。脚本にほれこんだミシェル・ヨーが監督のリュック・ベッソンと映画化、容姿やしゃべり方のなりきりぶりは必見。
夫と2人の息子とともにイギリスで暮らしていたアウンサンスーチーは、病気の母親の看病のため、ビルマに戻ることに。だが、久しぶりの祖国で見たのは、民主主義運動の学生を軍事政権が武力で制圧するという目を覆うような惨状だった。彼女は民主主義運動家たちに懇願され、選挙への立候補を決意するが、それは長い戦いの始まりだった。
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