アシュリン・イェニー
Miss Yennie - Centipede #1
拉致した3人の人間の口と肛門をつなぎ合わせるマッドサイエンティストを描き世界中で物議を醸した「ムカデ人間」の続編。今回は「ムカデ人間」を偏執的に愛する男が12人を数珠つなぎにする。トム・シックスが監督・製作・脚本を務めるほか、共同製作のイローナ・シックス、編集のナイジェル・デ・ホンド、音響効果のエリアム・ホフマンが前作に引き続き参加。また、「キック・アス」のジョン・シューンラードが特殊効果スーパーバイザーとして参加。本作が初の長編映画作品となるローレンス・R・ハーヴェイ、前作で刑事役を演じたピーター・ブランケンシュタインのほか、前作でつなげられる女性を演じたアシュリン・イェニーが本人役で出演する。R18指定。
幼い頃に実の父から性的虐待を受け、精神的な発達障害と喘息の持病を抱え定期的に病院に通う醜く太った中年男マーティン(ローレンス・R・ハーヴェイ)。マーティンは、父が逮捕されたことについて彼を逆恨みする母とともに、低所得者用の共同住宅で暮らしていた。ロンドンにある地下駐車場の警備員として働く彼の唯一の楽しみは、映画「ムカデ人間」のDVDを観ることだった。マーティンは「ムカデ人間」を観るたびに妄想にふけり、異様に興奮する。観るだけに飽き足らず、場面写真や記事をまとめたスクラップ・ブックを常に持ち歩き、暇さえあればそれを眺めてほくそ笑んでいた。そのうちに、映画同様、自分も人間を数珠つなぎにしてみたいという想念に囚われたマーティンは、一人、また一人と拉致してきては全裸にし貸倉庫に監禁する。さらに、映画「ムカデ人間」でつながれた3人の俳優を自分のムカデ人間にも加えたいと願い、架空のオーディション話で彼らを釣ろうとする。3人のうち2人は仕事の都合で来られなかったが、「ムカデ人間」の中で最後尾となった女性を演じたアシュリン・イェニーが参加。渡英してきたアシュリンを出迎えたマーティンは、彼女を倉庫まで連れて行き、ガムテープで彼女を拘束する。合わせて12人の男女を集めたマーティンは、さっそく手術に取りかかる。しかし医学的知識を持ち合わせていない彼は、麻酔も使わずに騒ぎ立てる者には容赦なく暴力をふるい気絶させる。犠牲者たちのうめき声が響く中、映画の見よう見まねで肉を切り裂き乱暴にホチキスでつなぎ合わせるという手術が進んでいく……。
Miss Yennie - Centipede #1
マーティン
キャンディ - ムカデ#2
ポール - ムカデ#4
Ian - Centipede #5
監督、脚本、製作
製作
撮影
音楽
美術
編集
特殊メイク
録音
音響効果
[c]2011 SIX ENTERTAINMENT
[c]キネマ旬報社