監督
ニューヨークを拠点とし、チョコレート・シロップやピーナッツバターなど身近にある素材を使って絵画の制作をする現代芸術家ヴィック・ムニーズ。彼が故郷ブラジルにある世界最大のごみ処理場に集う人々のポートレイトを用いて作品を制作し、彼らの人生を変えていくドキュメンタリー。監督は「カウントダウンZERO」が第63回カンヌ国際映画祭などで注目され、「津波そして桜」(未)が第84回アカデミー賞短編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされたルーシー・ウォーカー。2010年ベルリン国際映画祭パノラマ観客賞・アムネスティ国際映画賞など数々の賞を獲得し、第83回アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門にもノミネートされた。
ストーリー
チョコレート・シロップによる『最後の晩餐』、ダイアモンドによるマリリン・モンロー、ジャム、ピーナッツバターによる『モナリザ』など、身近にあるものを使って絵画を制作し写真に収める現代芸術家ヴィック・ムニーズ。彼の故郷ブラジルのリオ・デ・ジャネイロ郊外には、世界最大のごみ処理場と言われているジャウジン・グラマーショがある。都市型生活の中から破棄されたものが集まるここには、“カタドール”と呼ばれる、リサイクルできる素材を収集する貧しい人々がいる。ムニーズはカタドールたちの写真を撮り、ごみ処理場にあるもので彼らの巨大ポートレイトのモザイク画を制作。この作品を通してほんのわずかでもカタドールたちを他の世界に連れだせないか、そして彼らの人生を変えられないかと思うムニーズは、オークションにより得たお金をカタドールに全額寄付するが……。
スタッフ
共同監督
ジョアン・ジャルディン
共同監督
カレン・ハーレイ
製作総指揮
フェルナンド・メイレレス
製作総指揮
ミエール・ド・ボトン・エインズレイ
製作総指揮
アルドレア・バラタ・ヒベイロ
製作総指揮
ジャッキー・ド・ボトン
撮影
ドゥドゥ・ミランダ
共同撮影
エロイーザ・パッソス
共同撮影
アーロン・フィリップス
音楽
モービー
編集
ペドロ・コス
プロデューサー
アンガス・エインズレイ
プロデューサー
ハンク・レヴィン
共同プロデューサー