カザフスタンの片隅にある忘れられた村に、都会から男がユダヤ人女性を連れて帰ってきたことから起こる変化を描くドラマ。監督は「3人兄弟」のセリック・アプリモフ。2001年8月4日より東京・三百人劇場にて開催された「ロシア映画の全貌2001」にて上映。
ストーリー
カザフスタンの片隅にある忘れられた村、アクスアット。体制や社会が変わっても人々の生活はなんら変わらなかったが、そこに都会からカナートという男がユダヤ人女性ジャンヌを連れて帰ってくる。カナートは都会で事業に失敗、村に住む兄のアマンに借金を頼みに帰省したのだった。弟を信用出来ないというアマンにカナートは質草にジャンヌを置いていく。ジャンヌは妊娠していてやがて出産する。二人の面倒を見るアマンであったが、村人たちの目は厳しく、ついに彼は地位も仕事も失ってしまう…。
スタッフ
監督、脚本、製作
セリック・アプリモフ
製作
佐野伸寿
撮影
ボリス・トロシェフ
音楽
カズペック・ウスパーノフ
美術
サビト・クルマンベコフ
編集
ディナ・ベルスグーロバ
録音
アンドレイ・ウラズネフ
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作品データ
- 原題
- Akusuat
- 製作年
- 1999年
- 製作国
- カザフスタン 日本
- 配給
- スタジオD
- 初公開日
- 2001年8月4日
- 上映時間
- 94分
[c]キネマ旬報社