四代目市川猿之助
ヤマトタケル
歌舞伎の名作の数々をHD高性能カメラで収め、劇場で上映する<シネマ歌舞伎>の第19作。従来の歌舞伎の技法に最新の美術、照明、舞台機構を取り入れ、86年に初演された“スーパー歌舞伎”の第1作で、神話のヤマトタケルの半生が描かれる。12年6月の新橋演舞場での模様が収められ、劇中では四代目市川猿之助らの襲名披露口上もあり。
大和の国の皇子・小碓命は、双子の兄・大碓命の謀反をいさめようとするが、誤って兄を殺してしまう。これに怒った父帝は、大和に従わない熊襲の征伐に小碓命をたったひとりで向かわせることに。小碓命は父の許しを得たい一心で熊襲兄弟の討伐に成功し、ヤマトタケルを名乗るが、それでも父帝の怒りは治まらず、再び戦地へ向かう。
ヤマトタケル
帝
タケヒコ
ワカタケル
兄橘姫
弟橘姫
老大臣
ヘタルベ
帝の使者
倭姫
熊襲 弟タケル
尾張の国造
皇后
熊襲 兄タケル
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