榕樹(ガジュマル)の丘へ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
榕樹(ガジュマル)の丘へ
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榕樹(ガジュマル)の丘へ

1999年12月26日公開、100分
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都市・広州を舞台に少女と老婆の交流を通じて、現代親子関係の崩壊を描くドラマ。中国映画第四世代を代表するフー・ピンリウが監督。1999年12月2日より、東京・国際交流フォーラムにて開催された「アジア映画シリーズ8 中国映画展1999」にて特別上映。1999年12月26日より、東京・六本木 三百人劇場にて開催された「中国映画の全貌2000」にて一般公開。

ストーリー

経済発展が進む中国の南の都市・広州市。その片隅に昔ながらの人情と風情を残した街・安居があった。夫を亡くし、この街で一人暮らしをしているアーシーは、気が強く偏屈な性格をしていた。一人息子のトンは、建築の内装会社を設立したばかりで忙しく、妻への気兼ねもあって母と同居が出来なかった。トンはぜんそくの持病を持つ母のために、お手伝いさんを雇うが、アーシーはことごとく追い返してしまう。トンは新しいお手伝いさんとして出稼ぎ少女のシャンを雇う。シャンはお金を貯めて田舎に料理店を開き、両親に楽をさせることが夢だった。最初はシャンにつらく当たったアーシーだったがシャンの純粋さにほだされ受け入れる。ある日アーシーの旧友が老人ホームに入ることとなった。自分の老後に不安を覚えたアーシーはある夜亡くなった夫の夢を見る。そしてシャンを連れて故郷に旅に出る。榕樹(ガジュマル)の太樹がそびえる夫との思い出の地へと…。

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作品データ

原題
安居
製作年
1997年
製作国
中国
配給
東光徳間
初公開日
1999年12月26日
上映時間
100分


[c]キネマ旬報社