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村上和雄ドキュメント「SWITCH」 遺伝子が目覚める瞬間
2014年2月15日公開、80分、ドキュメンタリー
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人間の無限の可能性を追い続ける科学者、村上和雄博士の研究の軌跡と、遺伝子がオンになった人々の生き方を追ったドキュメンタリー。企画・構成・監督は、「「食べること」で見えてくるもの」の鈴木七沖。ヒューマンドキュメンタリー映画祭阿倍野2011、第4回ニューヨークシティー・インディペンデント映画祭出品作品。
ストーリー
人間の遺伝子には私たちの想像をはるかに超える、1000文字×1000ページの百科事典約3200冊分の情報が入っていると言われているが、その数パーセントしか使っていないことが生命科学の分野で明らかになった。バイオテクノロジーの世界的権威である村上和雄博士は、眠っている遺伝子をオンにすることで、人間の可能性は無限に広がると言う。実際に遺伝子がオンになった2組の生き方にスポットを当てる。鈴木順子さんは、2005年4月25日に起きたJR福知山線の事故で最も被害のひどかったと言われる2両目に乗っており、脳に重度の障害を受けた。しかし、母・もも子さんをはじめとする家族の愛の中で、驚くべき回復を遂げた。入江富美子さんは子供の重度のアトピーとの長い闘いに疲れ切り、さらに夫の会社が倒産、そして自身は流産と、人生のどん底とも思える状況の中で自分のミッションを知る。映画「1/4の奇跡 本当のことだから」を作るため、東奔西走する彼女のエネルギーの秘密に迫る。
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作品データ
[c]キネマ旬報社