かあちゃんに贈る歌:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
かあちゃんに贈る歌
かあちゃんに贈る歌
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かあちゃんに贈る歌

2014年1月11日公開、82分
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アラフォーのダメ娘による母の在宅介護の模様を笑いと感動で描くハートフル・ドラマ。原作・脚本・演出の葉七はなこの実話をモデルとして制作された。監督は「受験のシンデレラ」の和田秀樹。出演は、あいはら友子、西方凌、風間トオル、赤塚真人ほか。2014年1月11~13日の三日間、ヒューマントラストシネマ渋谷にてレイトショー上映。

ストーリー

かあちゃん満子(あいはら友子)は、幼い頃から苦労して一人前となり、今ではボランティア活動に性を出す人情深くてパワフルで、おもろい大阪のおばちゃんとして過ごしていた。一人娘の葉月(西方凌)は、彼氏もいない独身負け犬アラフォーダメ女。歌手になる夢を未だ諦めきれず、いまだ自宅に居座りかあちゃんに迷惑をかけていた。ライブでは客から「下手くそ」と言われ自信を喪失するが、かあちゃんはそんな葉月が歌手になる夢を応援していた。ある日かあちゃんが、突然高熱を出して自宅廊下で倒れ歩けなくなり寝たきりになってしまう。一人で介護をする葉月に福祉関係の人々が家族のように励まし、何とか慣れない在宅介護の日々を送る。かあちゃんの病院で知り合った介護仲間の林あきらは、特別養護老人ホームの順番を待ちながら認知症の母親を介護している。お互い悩みを相談するうちに、次第に2人は心を開き葉月にとっても気になる存在となるのだった。しかし、かあちゃんが今度は余命半年と宣告される。世界一大好きなかあちゃんとの別れや、歌手になる夢も破れて何もかも自分自身も嫌になる葉月は安定剤を飲みながら介護を続ける毎日。かあちゃんが亡くなった後に一人ぼっちになることを考えると一層かあちゃんより先にこの世からいなくなりたい?と思う葉月だったが、そんな葉月に訪問看護師の佐藤がそっと励ましの手紙を渡す。その手紙を読んだ葉月の目に一粒の涙が零れ落ちる。そして、最後の最後まで自分の夢を応援してくれたかあちゃんに最後に何ができるのか? 葉月はその気持ちを込めて作曲を始めるのだった…。

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作品データ

製作年
2013年
製作国
日本
初公開日
2014年1月11日
上映時間
82分
製作会社
テンダープロ(東京シネマアカデミー)(制作プロダクション オーブンアイズ)


[c]キネマ旬報社