中村祐一朗
智也
「スープ 生まれ変わりの物語」の原作者、森田健が自らメガホンを取り、15年の調査結果から生まれた自作の小説「神のなせる技なり」を映画化。前世の記憶を持つ2人の高校生が、時空を越えた冒険に旅立ち、不思議な出来事を経験してゆく。いずれも映画初出演となる中村祐一朗と梅村結衣が、主人公の高校生2人を演じる。
江戸時代。新撰組局長・近藤勇の命を狙っていた刺客・杉本洋子は、誤って隊士の森田一雄(前田耕陽)を刺し、西野治(IZAM)に斬られてしまう。だが、森田一雄と杉本洋子は、高校生の西崎智也(中村祐一朗)と城山容子(梅村結衣)として、前世の記憶を持ったまま現代に生まれ変った。やがて2人の周りで、様々な事件が巻き起こる。それは智也と容子の時空と次元を超えた冒険の始まりだった。次元の反転からコンピュータの中へ、四次元、ゼロ次元、この世からあの世と場面は移り変わる。そこには智也の無意識の中の女性性が生んだアニマが現れ、翼竜、ツチブタ、宇宙人グレイ、ドールなどとの出会いを経て様々な現象が巻き起こる。
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