人道の為に:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
人道の為に
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人道の為に

1919年公開、西部劇
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ジェー・ジー・ホウクス氏原作、ウィリアム・S・ハート氏監督及主演の西部劇で、対手は「都の汚辱」と同じくシーナ・オウエン嬢である。

ストーリー

シカゴからここアリゾナのクロライドへ来た詐欺師のウェスレイ・プレンティスは、賭博場の持主ファーレイを手先にして数々の悪事を働いて居る。彼等は不正な手段によって町の周囲の土地を手に入れ、善良な町の人々から投資をさせた。少ない貯えを巻上げられた気の毒な人々の中に弟ボッビーと二人暮しのルス・フェロウスと云う娘があった。牧童頭のカーモディーは町へ来てファーレイの毒手に掛り、所持金全部を巻上げられ、止むなくプレンティスの申出を容れて町の役人に成って、詐欺師の手先きに使われる身と成る。プレンティスは彼に命じてルスの財産を差押えしめたが、娘は絶望の極彼を狙撃して肩に傷を負わせる。然し予てルスに同情して居るカーモディーは却って娘に愛と尊敬を感じるのであった。其後程なく、プレンティスは町を逃げ去った。彼の悪事を始めて知ったカーモディーは、シカゴに行ってプレンティスを捕え、クロライドの町へ連れ帰り、我が名誉を恢復して娘の愛を克ち得たのであった。

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作品データ

原題
Breed of Men
製作年
1919年
製作国
アメリカ
初公開日
1919年
製作会社
アートクラフト映画
ジャンル
西部劇


[c]キネマ旬報社