シルヴィオ・オルランド
ブルーノ・ボノーモ
元敏腕映画プロデューサーが、若い女性の脚本を映画化しようとしたことをきっかけに騒動が巻き起こる様子を通じて、家庭や仕事、イタリア政治の危機を描くコメディ。監督は「息子の部屋」のナンニ・モレッティ。出演は「恋するローマ、元カレ・元カノ」のシルヴィオ・オルランド、「ローマ法王の休日」のマルゲリータ・ブイ。
ブルーノ・ボノーモ(シルヴィオ・オルランド)は、タランティーノより遥か以前にB級映画の価値を見出したほど目利きの映画プロデューサーだったが、このところはヒット作に恵まれていなかった。それだけでも散々なのに、銀行から借入金返済を迫られ、お抱えの監督には逃げられ、目も当てられない毎日。その一方、かつてブルーノが製作するB級映画に出演し、女優として人気を集めた妻パオラ(マルゲリータ・ブイ)は引退。2人の息子を育てながらコーラスの練習に励み、充実した日々を送っていた。だが、お決まりのように、ブルーノの女優たちとの度重なる浮気が原因で今や離婚寸前。新作『コロンブスの帰還』は資金がショート。そんなある日、自作の上映会場で赤ん坊を抱いた監督志望の若い女性テレーザ(ジャスミン・トリンカ)から、映画「カイマーノ」の脚本を手渡される。切羽詰まっていたブルーノは、短編経験しかないテレーザを無謀にも「カイマーノ」の監督に起用。ところが案の定、現場は混乱。改めて脚本をじっくり読んでみたところ、それはイタリア首相のベルルスコーニを糾弾する映画だったのだ。だが、それが分かった時には後の祭りで……。
ブルーノ・ボノーモ
パオラ・ボノーモ/映画中映画のアイドラ
テレーザ
シルビオ・ベルルスコーニ
マルコ・プリッチ/シルビオ・ベルルスコーニ
カイマーノ
フランコ・カスピオ
監督、脚本、原案、製作
脚本
脚本
原案
製作
撮影監督
音楽
美術
編集
衣裳デザイン
字幕
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