躍る旅人 能楽師・津村禮次郎の肖像:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
躍る旅人 能楽師・津村禮次郎の肖像
躍る旅人 能楽師・津村禮次郎の肖像
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躍る旅人 能楽師・津村禮次郎の肖像

2015年6月27日公開、110分、ドキュメンタリー
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70歳を越えてなお、古典能に止まらず、バレエやパントマイムなど様々なジャンルのアーティストとのコラボレーションで新たな表現に挑戦し続ける観世流能楽師・津村禮次郎。重要無形文化財『能楽』保持者でもある彼の精力的な活動を5年に渡って記録したドキュメンタリー。監督は「朱鷺島 創作能『トキ』の誕生」の三宅流。

ストーリー

70歳を迎えた能楽師・津村禮次郎の古希を祝う記念能が国立能楽堂で行なわれた。津村はここをひとつの通過点と捉え、これから出てくる自らの可能性と、今後の活動への期待感に胸を躍らせていた。1942年生まれの津村が初めて能に触れたのは、19歳の時。当時、女流能楽師のパイオニアだった津村紀三子の芸能に強く惹かれ、内弟子となった。以後、ひたすら古典能の研鑽に没頭し、40歳を過ぎた頃から創作的な活動を行うようになった。津村が様々なコラボレーションで発揮する身体表現の広がりと力強さは、能という芸能における長い間の厳しい修行と鍛錬に裏打ちされたものである。伝統を厳しく習得した上での新しい創造的な表現へのチャレンジと、各地で出会った人々とのしなやかなコミュニケーションの取り方。それは、表現に関わる人間だけではなく、今の時代、異なる文化、人種、宗教を持つ者同士のコミュニケーションのあり方にも通ずるのではないだろうか。人生も芸道も、留まらないからこそ出会いがあり、出会いがあるからこそ新たな発見がある。津村禮次郎の旅は、まだ終わらない。

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作品データ

製作年
2015年
製作国
日本
配給
究竟フィルム(配給協力:contrail)
初公開日
2015年6月27日
上映時間
110分
製作会社
究竟フィルム KUKKYO FILMS=contrail=アースゲート
ジャンル
ドキュメンタリー


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