罪は若きにあり:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
罪は若きにあり
罪は若きにあり
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罪は若きにあり

1931年公開
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エルマー・ハリスの舞台劇をウィリアム・コンセルマンが脚色し、「愛の暴風」のジョン・G・ブライストーンが監督し、ジョン・サイツが撮影したもので主なる出演者は「暴力団(1928)」のトマス・ミーアン、舞台出のハーディー・オルブライト、「肉体の呼ぶ声」のドロシー・ジョーダン、ジェームズ・カークウッド等である。

ストーリー

金持ちの若者ジン・ギブソン、彼が世界旅行を終えてわが家へ帰ってみると意外にも信じきっていた恋人のコンスタンスはコニツ男爵と婚約を発表している。裏切られた憤りから彼はその日以来、酒と女の耽溺生活に入る。心配したのは父親である。このままでゆけばジンは死の淵まで歓楽を追って行くだろう。父親は友人の健闘家トムにいっさいを打ち明けてジンの男としての教育を以来した。トムは無理やりにジンを都から連れ去った。山の丸太小屋の中でジンの新しい生活は始まった。そして山の清浄な空気は彼の汚れた心を洗った。月日は流れた。ジンは男として立派に立ち上がった。トムの誕生日が来た。もうジンをひとりのこしても大丈夫と思ったトムは、ジンにいろいろと注意して山を下った。その時、ある山小屋から意外にもコンスタンスが出てきた。コンスタンスは再会を喜んでジンを招いた。山のその小屋には彼女よりほか誰もいなかった。やがて日は暮れて雪さえ降り始めた。雪に閉じ込められて山の小屋に若い男と女がいる。女は男を誘惑にかかった。もゆるまなざし、悩ましげなポーズ。男は応じない。山はジンを女の誘惑に勝たした。彼女は真面目に語りだした。「立派になってくれました。コニツ男爵なんかと婚約したなんて嘘です。お母様が勝手にやったことなのです。私の心はいつも貴方のことで一杯です。」ジンは初めて動いた。2人は強く抱き合った。翌日、トムが小屋に帰ってみると女性がいる。やにわにトムの鉄拳は飛んだ。だがジンはトムの一撃では倒れなかった。ジンは事情を話しながらトムと戦った。トムの心にも初めてジンの気持ちがハッキリ分かってきた。その時ジンの両親はコンスタンの両親と共に小屋を訪れて来た。トムは自分の仕事の成功を喜びながらノック・アウトされた。

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作品データ

原題
Young Sinners
製作年
1931年
製作国
アメリカ
配給
フォックス支社
初公開日
1931年
製作会社
フォックス映画


[c]キネマ旬報社