花のように あるがままに:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
花のように あるがままに
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花のように あるがままに

2016年3月19日公開、77分、ドキュメンタリー
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京都の在日コリアン舞踊家・裵梨花さんに密着したドキュメンタリー。父・裵学奉さんの貴重な証言テープやインタビュー映像、父が連れてこられた博多から宮崎県上米良への裵梨花さんの探訪の旅で、日本と朝鮮半島をめぐる問題に切り込む。監督は、「荒木栄の歌が聞こえる」の港健二郎。

ストーリー

京都に住む62歳の裵梨花さんは韓国料理店の経営で生計を立てながら、夫・徳鉄さんの週三回の透析治療に付き添う多忙な日々を過ごしている。しかし、そんな苦労をおくびにも出さない彼女は、持ち前の明るさとバイタリティで多彩な活動に勤しんでいる。韓国語を交えて舞踊やチャンゴ(太鼓)を教え、中学校での人権教育では涙ながらに平和の貴さを語りかけ、時には趣味の都都逸にも頭を捻る。そんな裵さんは、父・学奉さんが朝鮮半島から連れてこられた導水路トンネルを掘った発電所のある宮崎県の山奥・上米良へ旅に出る。父と母・南伊さんの苦悩の歴史に思いを馳せる裵さん。彼女が在日コリアンとして生まれた理由とは? 様々な資料や証言で、日本の朝鮮侵略の歴史と強制連行の真実が明らかにされる。裵さんは、故郷・岐阜県各務原市の両親の墓に詣でる。1953年生まれの裵さんの生い立ちは、戦後の在日コリアンの歩みと重なる。今、裵さんの子供たちは三代にわたる家族の歴史を礎としながら、それぞれの新たな世界に旅立とうとしている。

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作品データ

製作年
2015年
製作国
日本
配給
映画センター全国連絡会議
初公開日
2016年3月19日
上映時間
77分
製作会社
(企画・製作 オフィス3710/製作協力 アートヒルズ=京都映画センター=金斗鉱)
ジャンル
ドキュメンタリー


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