妊娠糖尿病を患い子供の健康を心配する女性監督が砂糖と闘う自らの家族の生活をつぶさに記録したドキュメンタリー。科学者や糖尿病患者、ジャーナリスト、弁護士らに取材を敢行、企業と医療関係者、政治家が一体となった強大な砂糖業界の闇に迫る。監督はチェコ出身の女性ドキュメンタリー映画作家、アンドレア・ツルコヴァー。
ストーリー
妊娠糖尿病と告げられた映画監督のアンドレア・ツルコヴァーは、不安に駆られると同時に生活から砂糖を取り除くことの困難さに直面する。キッチンから始まった彼女の探究は、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカ、3大陸8ヶ国を巡り、科学者や研究者、医師、糖尿病患者、健康食を推奨する人々、政治家、食品関係ジャーナリスト、弁護士らを取材。砂糖の秘密と真実を次々に明らかにしてゆく。ビデオカメラ片手に勇ましく砂糖業界にも切り込むアンドレアだが、一方でワーキング・マザーとしての悩みは尽きず、子供の発達に妊娠糖尿病が影響を及ぼしたのではないかという懸念もぬぐえないでいた。やがて砂糖産業の発展がもたらした様々な問題に気付いた彼女は、家族の協力を得て砂糖の危険性を訴える行動を始めるのだが……。
キャスト
スタッフ
監督、脚本、撮影、編集
アンドレア・ツルコヴァー
製作
ダニエル・トゥチェク
共同製作
カレル・ヤネチェク
共同製作
アレナ・ミレロヴァー
撮影
マルティン・シュチェパーネク
撮影
ルカーシュ・シロタ
音楽
テレザ・ブリソヴァー
編集
ダリナ・モラフチコヴァー
音響
ヤン・リヒトゥル
音響デザイナン
ペトル・カペレル
字幕