切り子の詩:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
切り子の詩
切り子の詩
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切り子の詩

2016年12月2日公開、117分、ヒューマンドラマ
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「たこ焼きの詩」に続く下町の詩シリーズ第2弾。妻子と幸せに暮らす関西の商社マン、澤田敏行は、地道な努力で顧客の信頼を得ていた。そんなある日、取引先から深海調査船の重要部品の緊急注文を受けた澤田は、翌朝の納品に間に合わせようと奔走する……。出演は、大坂でラジオパーソナリティ、DJとして活躍し、本作で演技初挑戦となる澤田敏行、「たこ焼きの詩」のとみずみほ。メガホンを取ったのは、作家、映画監督などマルチに活躍する近兼拓史。

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ストーリー

関西の商社で工作機械や設備の営業マンとして働く澤田敏行(澤田敏行)は、成績は常に低空飛行の万年課長。だが、コツコツと顧客のために親身に働くその姿勢は、取引先から厚い信頼を寄せられていた。家庭では、留守がちな自分に代わって家を守る妻・みほ(とみずみほ)、元気な息子・鈴音(近田球丸)と3人、幸せに暮らす日々。そんなある日、澤田は得意先の工場から不思議な部品の緊急注文を受ける。それは、子供の頃から憧れていたJAMSTECの深海調査船“しんかい6500”プロジェクト関連の重要部品だった。それを知り、寝食を忘れて翌朝の納品に間に合わせようと奔走する澤田。不可能と思われた中、積み上げた人脈と人柄で奇跡の緊急対応を成功させ、澤田に対する業界内の評価は一層高まる。ところが、まだ幼稚園児の鈴音は、夜遅くまで働き、なかなか遊んでくれない父に不満だらけ。それでも次第に、自分の知らない場所で頑張っている父の姿を、見えない場所で頑張っているダンゴムシに重ねて理解して行く。 さらに、数字には表れないものの、顧客満足度100%を続ける澤田の姿は同僚の深い尊敬を集めるようになっていく。その成果と人柄を上司も見逃さなかった。やがて澤田は、上司や同僚から、社運をかけた新設のインド支社の支社長にと強く推薦される。だが、インド支社長への栄転打診という人生の大変換を、みほに言い出せない澤田。澤田と家族が選んだ道とは……。

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作品データ

製作年
2016年
製作国
日本
配給
J .C. K
初公開日
2016年12月2日
上映時間
117分
製作会社
映画「切り子の詩」製作委員会(企画・制作 ダカーポ)
ジャンル
ヒューマンドラマ


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