頓珍漢大勝利:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
頓珍漢大勝利
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頓珍漢大勝利

1932年公開、コメディ
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「爆笑隊従軍記」と同じくバート・フィーラー、ロバート・ウールジー共演喜劇で、ティム・ウィーランとリュウ・リプトンが書き下ろした原作を「お化け大統領」「ルンペン紳士」のウォルター・デレオンがS・J・ペレルマンとエディ・ウェルチと共同して脚色し、「坊やはお休み」「お化け大統領」のノーマン・タウログが監督に当たり、「私重役様よ」「浮気合戦」のレナード・スミスが撮影した。助演者は「シマロン(1931)」のエドナ・メイ・オリヴァー、「キング・コング(1933)」のロバート・アームストロング、「怪物団」のロスコー・エイツ、エドガー・ケネディ、新進ベティー・グレイブル、ウォーレン・ハイマーその他である。

ストーリー

ヘボ・チームの旗頭バイドモア刑務所の蹴球チームと、恨み重なる強敵たるリンウッド刑務所チームとの試合の日は近づいた。然しバイドモア軍には到底勝算がない。やっきになって名選手の狩り集めにかかっているとは知らないカーリイ・ハリスとスパイダー・ロビンスのいんちきセールスマン2人組は、世界一の蹴球選手とふれ込んで町にやって来た。たちまちバイドモア・チームの計略にひっかかって、カフェー強盗の罪を被せられ、刑務所にぶち込まれてしまう。もともと呑気な頓珍漢2人組だ。刑務所をホテルと心得て贅沢三昧。典獄の娘と妹に各々惚れ込んでは恋愛三昧、という朗らかさだ。また脱獄囚を助けて独房にぶち込まれるかと思えば、大規模の脱獄をめちゃめちゃにしてしまって、怪我の功名を立てるという頓珍漢ぶりを発揮した。いよいよ試合の当日ともなれば、責任を双肩に担った気で出場したのはいいが、蹴球試合には無経験のご両人は敵味方の区別が付かず、態々敵のために得点してやる等の珍芸当を演じた。が、2人は自分達を騙して刑務所へ引き入れた奴を見つけたので、その奴を襲って「無罪」の証明を書かせた。その途端、勇み立った2人組はめちゃめちゃに奮戦してバイドモア軍に勝利をもたらした。かくて釈放状を手にした両人の腕には好きな女が抱かれていたことは言うまでもなかろう。

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作品データ

原題
Hold 'Em Jail
製作年
1932年
製作国
アメリカ
配給
千鳥興行社
初公開日
1932年
製作会社
RKOラジオ映画
ジャンル
コメディ


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