デイヴィッド・マッカラム
Harman
犬の集団が人間達を襲い、都市がパニック状態におちいるさまを描く。製作はアラン・F・ボドーとブルース・コーン、監督はバート・ブリンカーロフ、脚本はオブライアン・トーマリン、撮影はボブ・ステッドマン、音楽はアラン・オールドフィールドが各々担当。出演はデイヴィッド・マッカラム、ジョージ・ウィナー、サンドラ・マッケーブなど。
南カリフォルニアの小さな町ラ・クィンタ。そこは学園都市でもあった。ハーラン教授(デイヴィッド・マッカラム)と新任のマイケル教授(ジョージ・ウィナー)は、動物の突然変異についてのライバルである。その頃、町では事件が起っていた。牧場の牛が何か狼らしきものに次々と殺され、人間までも襲われていたのだ。だが、町の人々はまだ気づかない。ハーランとマイケルはこの事件に何かあると思い始めた。ある日、子供達のドッグ・ショーが開かれた。と、突然1匹の犬が飼い主にむかって吠えかかる。そして次々と他の犬達も。このショーでのパニックは保安官らによってやがて静まるが、犬は姿を消していた。今、犬は野犬と化している。4人の男達が犬狩りに出る。だが、死体と化す彼ら。何百匹もの犬のしわざだ。道には死体がころがり、家にまで忍び込んでくる犬の群れ。2人の教授は学生達を図書館に避難させる。だが、ガラスを破り、犬は襲った。マイケルも殺られ、学生達も……地獄だ。ハーランは恋人のキャロライン(サンドラ・マッケーブ)を救いに彼女の家にむかう。遠くで聞こえる犬の咆哮。一体、人間はまだ生存しているのか?2人は町を脱出する準備をする。ドアをひっかく犬。夜明けが来た。犬に追われ、からくも逃げのびる2人の見たものは、死のみの支配する町であった。
Harman
Michael
Jimmy
Garoline
Dr.Koppelman
Mrs.Koppelman
Dick
Robbie
Robert
Marrilyn
監督
脚本
製作
製作
製作総指揮
撮影
音楽
字幕
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