日本のウーマン・リブ運動の伝説的なリーダー・田中美津のドキュメンタリー。1970年代初頭からその著書が多くの女性の共感を呼んだ彼女は、75歳になった今は鍼灸師として治療にあたりながら辺野古に通っている。彼女を3年間追い、その魂の遍歴に迫る。監督は、NHK・Eテレ特集シリーズ『日本人は何をめざしてきたのか 未来への選択』の吉峯美和。
ストーリー
1970年代初頭から著書が多くの女性の共感を呼び、日本のウーマン・リブ運動をカリスマ的に牽引した田中美津。彼女の人生を決めるのは常に、“女であること”の痛みと“虚弱であること”のせつなさである。今は鍼灸師として治療にあたりながら、75歳にして自らツアーを率いて辺野古に足しげく通うのも、沖縄の苦しみに気づかなかった自分への恥を伴う痛みによるものだ。幼いころから「この星は、私の星じゃない」と呟きながら、全身でこの星に立ち続けていた彼女を3年間にわたって追い、その魂の遍歴に迫る。
スタッフ
監督、朗読、撮影、編集、プロデューサー
吉峯美和
撮影
南幸男
撮影
小口久代
スタジオ編集
西村康弘
録音
宮武亜伊
録音
河合正樹
音響効果、整音
朝倉三希子
プロデューサー
中野理惠
テーマ曲
RIQUO
ミキサー
富永憲一
コラム・インタビュー・イベント
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作品データ
[c]キネマ旬報社