吉本興業バックアップのもと各地の住民が制作に参加するプロジェクト地域発信型映画の一作で、福岡県北九州市門司を舞台にしたドラマ。数年ぶりに故郷・門司港に来たカメラマン。観光地に変貌した港を目にした彼は、町の人々の人情に触れ、地元愛を思い出す。監督は「川越街道」の岡太地。お笑いトリオ・ロバートの馬場裕之、秋山竜次、山本博の3人や、「牙狼〈GARO〉」シリーズの肘井美佳らが出演。2013年沖縄国際映画祭特別招待作品。「CINEMA JOURNEY 湯梨浜×門司×宗像」の一作として劇場上映。
ストーリー
今や北九州市の観光名所となった門司港レトロ。以前は大きな貨物船が行き交うだけだった港町はすっかり観光地となり、かつて石炭を運んだ貨物列車の線路には観光用のトロッコ列車が走っている。幼い頃に住んでいたこの町に仕事で数年ぶりにやってきた大物カメラマンの目に映った門司港には、昔の面影はなくなっていた。偶然ある女性と知り合うが、彼女もまた門司港が変貌する時代の流れに翻弄された一人だった……。
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