監督
バウハウス開校8年前の1911年に建設された、初期モダニズム建築の傑作『ファグス靴型工場』に焦点をあてた短編ドキュメンンタリー。後にバウハウスの中心となって活躍するヴァルター・グロピウスが作り上げた新時代の工場はなぜ生まれたのか、その歴史を追う。特集企画『バウハウス100年映画祭』にて上映。
ストーリー
1919年、第1次大戦後のドイツで芸術と技術の新たな統合を目指し創設された学校“バウハウス”。その8年前の1911年、初期モダニズム建築の傑作『ファグス靴型工場』が建てられた。それは、後にバウハウスの中心となって活躍する若き日のヴァルター・グロピウスが、“労働者のための宮殿”を作りたいという工場主の夢を実現させて作り上げた新時代の工場であった。世界遺産に登録された今もなお、現役で稼働しているガラス張りの工場はなぜ生まれたのか、その歴史を追う。