裸足で散歩:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
裸足で散歩
裸足で散歩
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裸足で散歩

1968年5月25日公開、コメディ
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ブロードウェイの新鋭作家ニール・サイモンのヒット戯曲『裸足で公園を』を彼自身が脚色し、舞台演出も担当したアメリカ劇団の新しい波の1人ジーン・サックスが監督したソフィスティケイト・コメディ。撮影はジョセフ・ラシェル、音楽はニール・ヘフティが担当した。出演は「サンセット物語」のロバート・レッドフォード、「夕陽よ急げ」のジェーン・フォンダ、「パリは燃えているか」のシャルル・ボワイエのほかに、舞台と同じ役でミルドレッド・ナットウィックとハーバート・エデルマン。製作はハル・B・ウォリス。

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ストーリー

2月のニューヨーク。かけだしの弁護士ポール(ロバート・レッドフォード)とコリー(ジェーン・フォンダ)は、夢のようなハネムーンを終わってグリニッチ・ビレッジのアパートに帰ってきた。エレベーターのないアパートの5階の部屋は、大変お粗末で、天井のあかりとり窓が割れ、雪が落ちてくる始末だ。そのうえ、このアパートの住人には変人が多く、なかでも“東10丁目の青ひげ”の異名をとるベラスコ(シャルル・ボワイエ)はかわり者だ。屋上にある自分の部屋に行くのに堂々とコリーたちの部屋を通り、あかりとり窓からでていくような男。しかし、コリーはすぐ親しくなった。そんな頃、コリーの母バンクス夫人が新婚夫婦の様子をみにきた。コリーは母とベラスコを夕食に招待した。ポールはベラスコをきらっていたが、マジメ一方のポールをベラスコに近づけることによって、ポールにも人生を楽しむ術をおぼえてもらいたい、という魂胆がコリーにはあった。夕食後、コリーとベラスコは上機嫌だったが、ポールは疲れはて、バンクス夫人は飲みすぎて、どちらも元気がない。ベラスコがバンクス夫人を送って帰ったあと、コリーとポールの言いあらそいが始まった。かつて2人でよく公園に遊びに行った時、ポールは裸足で歩くことを拒んだ――などという古い話まで持ち出される始末。あげくのはて、コリーは離婚しようといいだした。翌日、コリーがベラスコの部屋に行くと、そこには、なんと、昨夜帰ったはずのバンクス夫人がいるではないか!しかも男もののバスロープを着て。夫人の語るところによると、アパートの前でころんで、近所の人々に運びこまれたという。コリーは早速、離婚の話をした。しかし反対され、ひとりで公園に行った。するとそこには、酔っぱらって裸足で歩いているポールがいた。そしてマジメ人間はもうやめて、アパートの他の住人のように、のんきに暮らすと宣言した。やっぱりコリーはポールを愛していた。2人はアパートの屋上に上がり大声で歌い始めた。往来に人が集まり屋上を見上げて、この若い2人の自由人を祝福した。その中にはベラスコとバンクス夫人の明かるい顔もまじっていた。

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作品データ

原題
Barefoot in the Park
製作年
1967年
製作国
アメリカ
配給
パラマウント映画
初公開日
1968年5月25日
製作会社
パラマウント映画
ジャンル
コメディ


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