ソナム・ニマ
ガベ
チベット映画界を牽引するソンタルジャが、東チベットに伝わる世界最長の英雄叙事詩『ケサル王物語』に若い男女の運命を重ねて描いたドラマ。婚姻届を出しに行ったガベは、いつの間にか自分が結婚していたことを知る。ガベは離婚を成立させようとするが……。2019年サンセバスチャン映画祭で世界初上映された。2021年3/13から開催されるチベット映画の特集上映「映画で見る現代チベット」にて上映。
ガベ(ソナム・ニマ)がラモ(デキ)との婚姻届を出しに行ったところ、ガベが以前結婚しており、まだ離婚が成立していないことが明らかになる。元妻とは4年前に結婚の約束をしたものの、間際で破談となり、ガベは自分が結婚していたことを知らなかったのだ。離婚を成立させるため、元妻を探し始めたガベは、元妻が世俗を捨て、出家していることを知る。尼僧となった元妻を寺院に訪ねるが、会うことさえままならず、離婚話は一向に進まない。一方、正月に行われる歌舞劇『ケサル王物語』で、罪のために地獄に落ちた女性の役で稽古に取り組んでいたラモは、役にわだかまりを感じ、次第に結婚に対する恐れが芽生えてくる。実はラモは、人に言えない秘密を抱えていたのだ……。
監督、脚本
製作
製作
製作
撮影
美術
美術
編集
編集
サウンドデザイン
サウンドデザイン
エンディング曲
[c]キネマ旬報社