監督、撮影、編集
2022年に創立100周年を迎える日本共産党の現在を「わたしの自由について~SEALDs 2015~」の西原孝至監督が追ったドキュメンタリー。1922年の設立以来左派政党として独自の立ち位置を貫いてきた同党の100年の歴史と、それを受け継ぐ若い世代の姿を映し出す。2021年の1年間、議員や党員、支援者、機関紙編集部や党の周辺など、現存する日本最古の政党である日本共産党の姿にカメラを向ける。
ストーリー
コロナ禍が続く2021年、日本共産党は99年目を迎えた。夏の東京都議会議員選挙、秋の衆議院総選挙にのぞむ議員たちの活動、入党から60年を超える古参の党員、共産党の機関紙『しんぶん赤旗』の編集部、若い支援者、党の周りの人々を、カメラは追っていく。東京オリンピック・パラリンピックが反対の声も上がる中開催された一方、事業者への休業要請が繰り返され、市民は自粛を求められ、社会の分断は一層進んだ。経済格差やジェンダー平等、気候危機など、この国の数多くの課題に対して、政治は何ができるのだろうか。日本共産党の姿を通して、今の日本社会が浮き彫りになる。
コラム・インタビュー・イベント
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