1970年に結成された沖縄の伝説的ロックバンド『紫』に迫るドキュメンタリー。再結成を経て現在も活動を続ける彼らの演奏やインタビューを交えながら、本土デビューを直接みていたLOUDNESSや影山ヒロノブ等、多くのミュージシャンたちが紫への熱き思いを語る。ナレーションをHYの仲宗根泉が担当。監督は「なんくるないさぁ 劇場版 生きてるかぎり死なないさぁ」の野田孝則。
ストーリー
1970年、ジョージ紫を筆頭に日本復帰前の沖縄で結成された紫。1976年、1stアルバム『MURASAKI』を発表し、日本のロック史に風穴を開ける。音楽誌『ミュージック・ライフ』では、1977年の国内グループ部門第1位を獲得するなど当時の音楽シーンを名実共にリードした。2007年、全盛期メンバーにJJとChrisを迎え再結成、2020年には結成50年を迎えるが、コロナ渦により結成50周年ライブはキャンセルを余儀なくされ、バンドは休止状態に。そんな中でも歩み続けると決意したメンバーたちは、ニューアルバム制作と1年越しの記念ライブに挑む……。結成からこれまでの活動やベトナム戦争景気、沖縄本土復帰当時の熱気を語るメンバーたち。そして本土デビューをタイムリーに見ていたLOUDNESや影山ヒロノブ、紫に影響を受けた聖飢魔IIやPATA(X JAPAN)、石垣島で紫をコピーしていたBEGIN等多くのミュージシャンが紫への思いを語る。さらに高崎晃&影山ヒロノブが紫の名曲『DOOMSDAY』を共演、JJと二井原実が『BORDERS DRAWN IN BLOOD』を熱唱する。
スタッフ
監督
野田孝則
語り
仲宗根泉
エグゼクティブプロデューサー
横澤匡広
撮影
砂川達則
音楽
Chris
ヘアーメイク
小渡あかり
照明
鳥越博文
録音
佐藤祐美
プロデューサー
大城賢吾
アソシエイトプロデューサー
比嘉レイ
DIT
小野寛明
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 製作年
- 2022年
- 製作国
- 日本
- 配給
- エコーズ=アルミード
- 上映時間
- 82分
- 製作会社
- エコーズ(制作協力:PROJECT9=ピーファクトリー)
[c]キネマ旬報社