監督
身体の一部や身近なモチーフをアニメーションで感触的に表現する映像作家・水尻自子による短編アニメ。何かを感じて不安になり、不安だから何かを感じていたくなる身体。セロテープを指で引っ張って切る。質感、形、伝わる感触、あらゆる連想が呼び起こされ……。カンヌ映画祭監督週間でプレミア上映後、アルスエレクトロニカ コンピュータアニメーション部門優秀賞など数々の国際賞を受賞。渋谷ユーロスペース『指先から宇宙まで 素晴らしき短編アニメーションの世界』にて上映。
ストーリー
何かを感じて不安になり、不安だから何かを感じていたくなる身体。セロテープを指で引っ張って切る。そこから身体は何を感じるだろう。質感、形、伝わる感触、あらゆる連想が境界なく呼び起こされ混ざり合ってゆく。そして繊細で健やかな私たちの身体は、また不安になる……。