同じ下着を着るふたりの女:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
同じ下着を着るふたりの女
同じ下着を着るふたりの女
3.4

同じ下着を着るふたりの女

2023年5月13日公開、139分、韓国
13
4
  • 上映館を探す
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

中年のシングルマザーの母親と20代の娘の、暴力と依存の悪循環に陥った親子関係を描いた韓国の新鋭キム・セイン監督の長編デビュー作。相手を完全に愛しきることも憎むこともできない母と娘の関係を、母の愛を求める娘側の視点だけでなく、世間が求める良母になりきれない母側の葛藤にもレンズを向け、ふたりの複雑な感情を丁寧に捉える。韓国フェミニズムやシスターフッド映画の“次”をいく、新たなリアリズム映画として、本国で女性を中心に強い共感を集めた。第26回釜山国際映画祭にてコンペ部門のニュー・カレンツ賞をはじめ、娘役で主演したイム・ジホの女優賞など5冠達成。ベルリン国際映画祭、東京フィルメックスでも上映された。

配信で観る

ストーリー

30歳を目前に控えたイジョンと母のスギョンは、ふたりで団地に同居している。若くしてシングルマザーとなったスギョンは幼い頃から娘に辛く当たり、そんな母に対してイジョンも長年積み重なった恨みを隠しきれずにいた。ある日、買い物に訪れたスーパーの駐車場で二人はいつものようにケンカになり、車から飛び出したイジョンを母スギョンが轢き飛ばしてしまう。スギョンは「車が突然発進した」と警察に説明するが、イジョンは故意の事故だと疑わず、母を相手に裁判を起こす。そんななかイジョンは、会社に新しく入社した同僚スヒの気遣いに触れ、彼女に癒しを求めるようになる。一方スギョンも、恋人ジョンヨルとの再婚の話が進んでいた。ようやくふたりはそれぞれの人生を歩むかに思えたが……。

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

原題
같은 속옷을 입는 두 여자
映倫区分
G
製作年
2021年
製作国
韓国
配給
Foggy
初公開日
2023年5月13日
上映時間
139分
製作会社
Korean Academy of Film Arts
ジャンル
韓国


[c]キネマ旬報社