監禁された男が1冊のチェス本を武器にナチスと心理戦を繰り広げる姿を描いたシュテファン・ツヴァイクの小説「チェスの話」を原案とするサスペンス。『千年医師物語~ペルシアの彼方へ~』のフィリップ・シュテルツェルがメガホンをとり、『帰ってきたヒトラー』のオリヴァー・マスッチが主演を務める。また『西部戦線異状なし』のアルブレヒト・シュッフ、『命みじかし、恋せよ乙女』のビルギット・ミニヒマイアーらが脇を固める。
ストーリー
かつてウィーンで公証人を務めていた時、管理する貴族の預金番号を要求するナチスを拒絶したため監禁された過去を持つヨーゼフ。彼は久しぶりに再会した妻と共に、オランダからアメリカへと向かう豪華客船に乗り込む。船内で開かれたチェスの大会で世界王者と戦う船のオーナーにアドバイスし引き分けに持ち込んだヨーゼフは、オーナーの依頼で王者と一騎打ちをすることに。そんな彼がチェスに強いことには、悲しい理由が隠されていた。
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