夜が泣いている:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
夜が泣いている
夜が泣いている
-

夜が泣いている

1960年12月20日公開
0
-
  • 上映館を探す
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

現代アメリカの若者たちの群像を描いたドラマ。ロザモンド・マーシャルの小説を「地下街の住人」のロバート・トムが脚色、「メリーディア号の難破」のマイケル・アンダーソンが監督した。撮影は「戦雲」のウィリアム・H・ダイエルズ、音楽をジェフ・アレクサンダーが担当した。出演は「札束とお嬢さん」のナタリー・ウッド、「ひとこと云って」のロバート・ワグナー、ほかにスーザン・コーナー、ジョージ・ハミルトンら。製作パンドロ・S・バーマン。

ストーリー

テキサスのパイン・アレイに住む少女セイラ(ナタリー・ウッド)にはチャッドというトランペットを吹くボーイ・フレンドがいた。ある夜、野外舞踏会に出かけた2人は、肉体関係を結んだ。セイラの妊娠を知ったチャッドは結婚を申し込んだ。愛情は持ちながらも将来に不安を感じたセイラはこれを拒み、新しい生活を求めて東部行の汽車に乗り込んだ。車中トニー・マクドウェルという青年)ジョージ・ハミルトン)と知り合った。トニーは石油業者の御曹司で、大学に帰るためニュー・ヘブンに向かう途中だった。かねて興味を持っていたセイラに言い寄った。2人は結婚し、トニーは生まれた男の子は自分の子と信じて可愛がった。ニュー・ヘブンでの結婚生活は、寄宿舎を抜け出し来たトニーの妹キャサリン(スーザン・コーナー)にめちゃくちゃにされた。その頃チャッドはニューヨークに出てトランペットで名をあげていた。愛人のトランペッターを失った黒人歌手ルビィがチャッドを売り出してくれたのだった。トニーとつれ立ってナイト・クラブを訪れたセイラは演奏中のチャッドと強い視線を交わした。トニーの心に疑いが湧いた。同席したキャサリンはチャッドに対するセイラの愛情がピンと来た。恋人が出来ず絶望していた彼女は嫉妬を感じた。チャッドのアパートで1夜を過ごし、結婚を宣言した。2人は結婚した。チャッドはキャサリンにとっては名ばかりの夫だった。セイラも良心の呵責からトニーを愛せなかった。ある日、激しい言い争いの最中、チャッドは自分がセイラの子ピーターの真の父親だと告げた。キャサリンは自殺を図った。セイラはトニーに今までの偽りを告げて、テキサスの生家へ帰った。恩人のルビイ・ジョーンズが死んで、チャッドは埋葬のため郷里を訪れた。ニューヨークに帰ってみると、キャサリンがアパートで待っていた。2人は生活の立て直しを誓った。セイラはトニーに会った。もちろん、トニーがセイラやピーターが自分の人生に不可欠だと知って迎えに来たのだった。

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

原題
All the Fine Young Carnibals
製作年
1960年
製作国
アメリカ
配給
MGM
初公開日
1960年12月20日
製作会社
MGM映画(エイボン・プロ)


[c]キネマ旬報社