ボブ・ディラン
Renald
75年10月に行なわれたボブ・ディランのローリング・サンダー・レヴュー・ツァーに、歌手とその恋人、そして白衣を着た娼婦との三角関係の話が錯綜して展開する。ディラン自ら監督し脚本を書き、追加台詞はサム・シェパード、撮影はデイヴィッド・マイアース、ポール・Ｈ・ゴールドスミス、ハワード・アルク、マイケル・レヴィン、録音はゲーリー・ブルジョワ、Ｌ・Ａ・ジョンソン、編集はボブ・ディラン、ハワード・アルクが各々担当。出演はボブ・ディラン、前妻サラ・ディラン、ジョアン・バエズ、ロニー・ホーキンス、ロニー・ブレイクリー、アレン・ギンズバーグなど。なお米国で最初に公開された上映時間3時間52分版を再編集したもので、オリジナルにあったアーロ・ガスリー、ロバータ・フラックの場面はカットされている。音楽面についての監修は菅野ヘッケル。
ストーリー
歌手のレナルド（ボブ・ディラン）は、恋人クララ（サラ・ディラン）らと一緒に、コンサート活動で全国をまわっている。レナルドは詩人のアレン・ギンズバーグと、50年代のアングラ作家として有名なジャック・ケラワックの墓を訪ねたり、北国で白い服を着た娼婦（ジョアン・バエズ）と馬に乗ったりする。コンサート・ツアーをしめくくるローリング・サンダー・レヴューの会場には、娼婦の他にボブ・ディラン（ロニー・ホーキンス）やディラン夫人（ロニー・ブレイクリー）もやって来た。ステージでは、レナルドはもち論のこと娼婦やディラン夫人まで歌を披露する。
キャスト
サラ・ディラン
Clara
ジョーン・バエズ
The_Woman_in_White
ロニー・ホーキンス
Bob_Dylan
ロニー・ブレイクリー
Mrs._Dylan
ジャック・エリオット
Longhena_de_Castro
アレン・ギンズバーグ
The_Father
ロジャー・マッギン
Roger_McGuinn
サム・シェパード
Rodeo
スカーレット・リベラ
Scarlet
シエイラ・ショットン
CBC_Lady
スタッフ
監督、製作、編集
ボブ・ディラン
撮影
デイヴィッド・マイアース
撮影、編集
ハワード・アルク
撮影
マイケル・レヴィン
撮影
ポール・Ｈ・ゴールドスミス
録音
ゲイリー・ブルジョワ
録音
Ｌ・Ａ・ジョンソン
音声編集
ブルース・ニズニック
音声編集
ピーター・シルレイエ
台詞
サム・シェパード
字幕
岡枝慎二
ブロウアップ
オスヴァルド・ズーナイザー
ブロウアップ
シネマ・リサーチ
コラム・インタビュー・イベント
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作品データ
- 原題
- Renald & Clara
- 製作年
- 1978年
- 製作国
- アメリカ
- 配給
- テレキャスジャパン提供／キョードー東京配給
- 初公開日
- 1978年10月14日
- 上映時間
- 116分
- 製作会社
- ロンバード・ストリート・フィルム作品
[c]キネマ旬報社
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