トム・クルーズが“宇宙で撮影”に挑む新作、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の監督が就任!

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トム・クルーズが“宇宙で撮影”に挑む新作、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の監督が就任!

5月初旬に世界中の映画ファンを驚愕させた、“トム・クルーズが宇宙でアクション映画を撮影する“というニュース。このたびその続報として、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(14)や『バリー・シール/アメリカをはめた男』(17)でトムとタッグを組んできたダグ・リーマンが監督に就任したことを「Deadline」が報じた。

トム・クルーズとダグ・リーマン監督が3度目のタッグで宇宙に挑む!
トム・クルーズとダグ・リーマン監督が3度目のタッグで宇宙に挑む!写真:SPLASH/アフロ

実現すれば史上初めて宇宙で製作される長編映画となる今回のプロジェクトは、アメリカ航空宇宙局(NASA)と、イーロン・マスク率いる宇宙開発企業「スペースX」の全面協力のもとで企画が進行中。現時点では製作スタジオも決まっておらずプロットも明らかになっていないが、リーマンとトムがかつて企画していた宇宙を舞台にしたアクション・アドベンチャー映画『Luna Park』との関連性については否定されている。

『オール・ユー・ニード・イズ・キル』などでトムとタッグを組んできたダグ・リーマン監督
『オール・ユー・ニード・イズ・キル』などでトムとタッグを組んできたダグ・リーマン監督写真:SPLASH/アフロ

宇宙空間での撮影に向けたトレーニングが必要となるなど、前代未聞の撮影準備が行われることは間違いないが、リーマンとトムはやる気を漲らせている模様。監督は現在デイジー・リドリーとトム・ホランド共演の『Chaos Walking』の編集中で、トムは新型コロナウイルスの影響で撮影が延期になっている「ミッション:インポッシブル」シリーズの7作目・8作目が、夏の終わりごろには撮影が再開される見込み。

宇宙空間に耐えるためのトレーニングに、トムはやる気満々とのこと
宇宙空間に耐えるためのトレーニングに、トムはやる気満々とのこと写真:SPLASH/アフロ

2人の“宇宙計画”が本格的に動き始めるのは、これらのプロジェクトが済んでからになるだろう。すでにリーマンは脚本に着手しはじめているとのことで、トムと共にプロデュースも兼務する予定となっている。全人類が注目する前人未到のプロジェクトの続報に、期待は高まるばかりだ。

文/久保田 和馬

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