フィットネストレーナーに聞いた 自宅でランボーになるトレーニング法全部公開! 【後編 食事、減量、質疑応答編】
息が上がるくらいの運動量が有酸素運動、というワケじゃない?
「息が上がらなくても大丈夫です。私の減量もゾンビみたいにただただずっと歩いています(笑)。とにかく動いていればカロリーは消費されていきます。もちろん消費カロリーは少ないですが、筋トレと併用していくので。筋肉は関係なく、ただ体重を落とす、というのであれば走ったほうがいいかもしれませんが、今回は筋肉を付ける、というのが目的のトレーニング方法です」
使ってる筋肉を意識したほうがいい、は本当か?
よく言われている「使ってる筋肉を意識しながらトレーニングしたほうがいい」というのは本当なんだろうか。
「本当です。運動初心者の方はできるだけ意識したほうがいいです。例えばベントローで、肩甲骨を寄せる、という小さい動きを意識できるかどうかで、背中を使えてるのか、腕しか使えてないのかが変わってきちゃいます」
筋肉痛になった場合は、やめておいたほうがいい?
「筋肉痛になった場合は筋トレをやめておいたほうがいいです。どうしてもトレーニングを毎日やりたい場合は、例えばスクワットを取り入れるなど、筋肉痛が起きてない箇所をトレーニングしましょう。上半身、下半身と交互にやっていくというのもいいですね。足のほうが大きい筋肉が多いので、スクワットも取り入れたほうが、より腹筋まわりの脂肪も落ちやすいです」
筋トレをすればコロナにも強い!?
「筋肉量が多い人は体温が高いので免疫力が高くなります。体温が1度上がると、代謝が12%上がるので、痩せやすくもなります。なのでマッチョほどいくら食べても全然太らないです笑」
これだけやったら3か月くらいで効果が出ますか?
「かなり効果出ます。食事も徹底してできれば3か月あれば、すごい変化が起きますね」
ただ、新作の公開までには間に合わなそうですね(笑)。
「1か月で腹筋を割るとかだったら全然できちゃうと思います。ランボーになる、となると筋肉も大きいですし、それなりに時間はかかっちゃいますね。半年、1年と続けていけば行くほど、よりランボーに近づいていくと思います」
なるほどランボーになるには筋トレだけじゃなく、食事や減量も意識しながらやらないとダメ、ということのよう。公開に向けて、心身ともに準備しておき、劇場でランボーにどれだけ近づけたか確認してみる、というのも一興だ。
■中野竜(りょう) プロフィール
1989年生まれ、東京都出身。スポーツモデル兼パーソナルフィットネストレーナー。2018年サマースタイルアワード、スタイリッシュガイ部門、全日本大会で優勝するなど、コンテストでの入賞経験多数。都内のジム各所でトレーニング指導している。
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