巨大グモや人喰いスズメバチが大暴れ…6月4日は映画で「虫の日」!
あす6月4日は、6(む)と4(し)で「虫の日」。最近では無印良品で発売された「コオロギせんべい」が品切れになるほどの人気を呼び、「殺人スズメバチ」が米国に上陸し騒ぎになるなど、「虫」のニュースがにわかに注目を集めている。
そんななか洋画専門CS放送「ザ・シネマ」では「6.4は虫の日!虫映画特集」と題して、大きなハチやクモが主役の虫映画を放送。『ポセイドン・アドベンチャー』(72)で製作を務めたアーウィン・アレンの監督作など、虫が本編まるまる出ずっぱりの5作品がラインナップされた。本稿では、一挙放送される作品の見どころを紹介していきたい!
14:45~ 『キラー・ビー ~殺人蜂大襲来~』(09)
フランス版アカデミー賞であるセザール賞を受賞したリシャール・アンコニナ主演作。アンコニナがシングルファーザーに扮し、殺人蜂との戦いや反抗期の娘との関係修復に奮闘する。 ほぼ通常サイズの蜂が大群と化して人々を襲う様子は、リアルな恐怖を醸しだす。
16:30~ 『スタング 人喰い巨大蜂の襲来』(15)
人を襲うだけでなく、寄生する人喰いスズメバチの脅威を描いた昆虫パニックムービー。 寄生主の肉体を引き裂いて飛びだしたり、さらには巨大バチに変態するなど、怪作『武器人間』(13)のスタジオらしい奇想天外なアイデアが衝撃的だ。
18:15~ 『スウォーム[エクステンデッド版]』(78)
『ポセイドン・アドベンチャー』や『タワーリング・インフェルノ』(74)など豪華キャスト出演のパニック大作をプロデュースし、一時代を築いたアーウィン・アレンがメガホンをとった一作。米軍核ミサイル基地がほぼ全滅の状態に。彼らを襲ったのは攻撃性が高く、解毒剤も存在しないミツバチだった…。通常より40分長い拡大版での放送となる。
21:00~ 『スパイダー パニック!』(02)
『インデペンデンス・デイ』(96)のローランド・エメリッヒが製作総指揮を担当。モンスターパニックらしいB級感をあえてネタにして、ユーモアを交えながら突然変異した巨大グモをVFX映像で迫力満点に描く。当時10代のスカーレット・ヨハンソンの初々しさも必見だ。
22:45~ 『スパイダー・シティ』(12)
『ターミネーター2』(91)のエドワード・ファーロングが主演を務めるモンスターパニック映画。 大小様々な新種の毒グモによる脅威を、VFXを駆使しダイナミックに描写する。はじめはダメ男だった主人公が、極限状況を通して一人前の男に成長するドラマとしても熱い。
身近な存在である「虫」が人類を襲っていく姿はなんとも言えないリアリティがあり、視聴者の恐怖を煽るのだろう。「虫の日」のこの機会に、エクストリームな虫映画を存分に楽しんでみてはいかがだろうか。
文/トライワークス