愛する息⼦は被害者か、殺⼈犯か…『望み』サスペンスフルな特報映像が解禁

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愛する息⼦は被害者か、殺⼈犯か…『望み』サスペンスフルな特報映像が解禁

「クローズド・ノート」「検察側の罪⼈」の雫井脩介による同名ベストセラー小説を、『⼈⿂の眠る家』(18)、『⼗⼆⼈の死にたい⼦どもたち』(19)で知られる堤幸彦監督が映画化した『望み』(10月公開)。メインキャストである堤真一と石田ゆり子のほか、ドラマ「中学聖⽇記」でブレイクを果たした岡⽥健史、2021年度前期放送予定のNHK連続テレビ⼩説「おかえりモネ」のヒロインにも抜擢された清原果耶など、注目株が脇を固めることでも話題の本作から特報映像が解禁された。

微笑む家族のなか、一人うつむく息子に隠された真実とは?
微笑む家族のなか、一人うつむく息子に隠された真実とは?[c]2020「望み」製作委員会

建築デザイナーの⽯川⼀登(堤)は、⾃らデザインした優雅な邸宅で、妻の貴代美(石田)と二人の⼦どもたちと幸せな毎日を送っていた。ある日、高校生の息⼦が無断外泊をした夜に同級⽣が殺害される事件が起きる。消息が途絶えたままの息⼦に事件の容疑がかかるが、やがて「もう⼀⼈殺されている」という噂が流れ…。

解禁された映像は、「⾏ってきます」と笑顔で出かける雅(清原)と規⼠(岡⽥)を両親が⾒送る、微笑ましいシーンから始まる。しかし「息⼦が姿を消した、その⽇までは」というナレーションから、そんなどこにでもある家族の風景は一変していく。規士の失踪とともに“同級⽣の殺害事件”が起きたことで、「(規士くんは)殺された倉橋くんと遊び仲間だったそうですね?」と、記者(松⽥翔太)や刑事(加藤雅也)に迫られ、⽯川家の人々はしだいに追い詰められていく。

「愛する息⼦は被害者か、それとも殺⼈犯か?」、「あなたなら、どちらを望みますか」と、観る者へ究極の選択を突きつける本作に期待したい。

文/トライワークス

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