故ダイアナ妃役は、あのハリウッド女優!“最後のクリスマス休暇”を描く映画が製作へ
「トワイライト」シリーズや『チャーリーズ・エンジェル』(19)のクリステン・スチュワートが、『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』(16)などで知られるチリ出身の俊英パブロ・ラライン監督の最新作『Spencer』で、1997年に不慮の事故でこの世を去ったダイアナ元皇太子妃を演じることが明らかになったと、「Deadline」をはじめ全米の各メディアが報じている。
『Spencer』の舞台は、ダイアナ元皇太子妃がチャールズ皇太子との別居を決断した90年代前半。ダイアナ元皇太子妃がサンドリンガム・ハウスで過ごす最後のクリスマス休暇にフォーカスを当てた物語になるとのこと。脚本を手掛けるのは『マリアンヌ』(16)や『蜘蛛の巣を払う女』(18)のスティーヴン・ナイト。
デヴィッド・フィンチャー監督の『パニック・ルーム』(02)で注目を集め「トワイライト」シリーズで世界的ブレイクを果たしたスチュワートは、オリヴィエ・アサイヤス監督の『アクトレス〜女たちの舞台〜』(14)で、アメリカ出身女優初のセザール賞助演女優賞を受賞。演技派女優としての地位を確立し、昨年のヴェネチア国際映画祭でプレミア上映された『Seberg』(19)では、ヌーヴェルヴァーグを代表する名女優ジーン・セバーグを演じている。
2013年に公開されたオリヴァー・ヒルシュビーゲル監督の『ダイアナ』ではナオミ・ワッツが、人気ドラマシリーズ「ザ・クラウン」ではエマ・コリンが演じてきたダイアナ元皇太子妃を、スチュワートはどのように演じてくれるのか。『Spencer』は2021年初頭に撮影が開始される予定。続報に乞うご期待だ。
文/久保田 和馬
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