MCUにも大抜擢!韓国の強面愛され俳優”マブリー”ことマ・ドンソクのキャリアを振り返る
魅力をこれでもかと詰め込んだ極悪ヤクザ役がハマりすぎ!
そんなドンソクの良いところが、これでもかと詰まっているのが、7月17日より公開中の『悪人伝』だ。連続殺人鬼に刺されてしまったヤクザの極悪組長が、その犯人を捜しだしてぶち殺すため、暴力刑事と秘密裏に手を組んで迫っていくというアクションスリラーだ。
ドンソクはもちろん(?)ヤクザの組長のチャン・ドンスを演じており、劇中ではその筋骨隆々なガタイ(全身刺青入り)と強面フェイスを活かしまくったナイスな瞬間が、これでもかというほどのオンパレード!
敵対するヤクザの下っ端をサンドバッグに詰め込んでひたすらに拳を叩き込んだり、せっかくの上等な食事を台無しにするヤツに対しては、「黙って食え」としつこいほどの平手打ちをお見舞い。組長同士の会話を遮った若い衆に対しては、無言で拳の制裁を加えたりと、裏社会のトップが持つであろうすごみまで説得力抜群に体現しているのだ。
一方で、雨に濡れながらバスを待つ女子高生に傘を渡したり、組員たちとの食事の場では彼らからの感謝の言葉に照れ臭そうにしたりと、キュートな一面もチラり。暴力刑事とのどこか仲睦まじげなやりとりなど、思わず「マブリー…」と声が漏れてしまいそうなギャップのある姿も存分に見せつけてくれる。
そして物語の最後の最後には、キュートさはゼロの戦慄の微笑み披露しており、マ・ドンソクの魅力を骨の髄まで吸い尽くすことができる『悪人伝』。ぜひ劇場でチェックして、最高のマブリー体験を味わってほしい!
文/トライワークス
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