園子温、三木聡、ムロツヨシらが監督！映画『緊急事態宣言』の配信が決定

＜監督・キャスト コメント＞

●園子温(『孤独な19時』監督)

「現状が、『フィクションのような』時代に、頭が狂わないように、正気を保つために映画を作り続けることが、大事だ」

●斎藤工(『孤独な19時』出演)

「この混沌とした時代を生き抜く先に光はあるのだろうか。列島が未曾有の疫病や災害に苦しむなか、暗闇にもがくなか、映画にできることはなんなのだろうか。その一つの答えを園子温監督は本作により出してくれたと思っています。この作品を届けたい人、届けたかった人に届くことを心から願います」

●中野量太(『デリバリー2020』監督)

「コロナ禍の制限された条件のなかで、いったいなにを撮れるのか？考え抜いた僕の結論は、やっぱり家族でした。いま、日本中のどの家族にも起こり得る食卓の話です。でもきっと、いままでだれも観たことがない食卓の物語です」

●渡辺真起子(『デリバリー2020』出演)

「どんな状況であろうが、中野量太監督の歩き方は変わらない。目標を決めています。当たり前のようですが、そこへ向かう監督としての背中を見ているのが、私は好きなので、声をかけられたら、一緒にいきます！って答えちゃいます。そして撮影を終えると、物語を通して家族っていいなって、しみじみ思います」

●岸井ゆきの(『デリバリー2020』出演)

「『デリバリー2020』は居る場所はバラバラでも同じものを待っている家族の話。なにが届くのか。ぜひご覧ください」

●ムロツヨシ(『DEEPMURO』監督・出演）

「緊急事態宣言というものが出されて、非同期テック部は始まりました。いまできること、やりたいことを話し合いたどり着いた、一つの答えです。ただただ楽しみにしていてください。変な、恋の、おかしな恋の、お話です」

●真鍋大度(『DEEPMURO』監督)

「人の心を動かすものはなにか。表情とはいったいなんなのか。DEEPなムロさんを観ていろいろなことを考えました。AI技術が作りだす不思議な表現を楽しんでいただければ幸いです」

●上田誠(『DEEPMURO』監督)

「ちょっと胸がざわつくようなテックを使いました。しかし来るべき未来だそうです。果敢に顔を貸してくれたキャスト陣に感謝です」

●柴咲コウ(『DEEPMURO』出演)

「ムロさんとのラブストーリーとお聞きして、驚きと楽しみを持って撮影に挑みました。それがあんなことになるなんて…！」

●真利子哲也(『MAYDAY』監督)

「緊急事態宣言中に完全リモート撮影の依頼を受けて、エジソンとリュミエールを見直して映画のはじまりから考えました。それから世界中の友人たちに声をかけて、コロナ禍にある2020年5月のビデオレターをもらったら、いろんな思いが浮かび上がってきました。それぞれは些細なことかもしれないけど、それが一つにつなぎ合わさった『MAYDAY』には、初めて映画を観た人たちが味わったような驚きと発見があるように思います」

●岩瀬亮(『MAYDAY』出演)

「隣の人、遠くの人。知っている人、知らない人。その人たちに思いを巡らせたり知りたいと思ったり。この映画にかかわりながらそんなことを考えました」

●内田慈(『MAYDAY』出演)

「憧れの真利子組に。14か国・21都市の人々が関わる異色作。監督とリモートで相談しながら、コロナ下の日常をテーマに各都市各々で素材を撮影。できあがったものは、各パートが作用しあって作品全体がうねり、テーマが立ち上がる妙はもう『観て』としか言えない。東京パートとしてかかわれたこと、心から幸せです」

●三木聡(『ボトルメール』監督)

「街を捨てよネットに行こう。ギャグに右も左もないけれど、右よりなコメディと右よりなコボケをカマしまくる現実が跋扈する今日このごろ、今回は左よりな感じです。パヨクですがなにか？」

●夏帆(『ボトルメール』出演)

「唯一無二な三木さんの世界観に、ずっと憧れていました。そんな、初の三木組。意気揚々と現場に向かったものの、自粛明けのブランクがあるなかでの撮影は、いままでとは勝手が違い、それはそれはハードでした。いまだからこそ、作れる作品。そこに三木さんのシュールな笑いが融合して、ざらりとした不思議な作品になったのではないかと思います。ぜひ楽しんでいただけたらうれしいです」

●ふせえり(『ボトルメール』出演)

「この『ボトルメール』は、三木作品のなかでもとくにぶっ飛んだ内容なので、真面目に観ないでいただきたい。制限のあるなかで作品を作るのは大変だが、バカパワーは出る。出演してる私も、バカパワーで演じた」

文/トライワークス