ノーラン祭り第3弾は『インセプション』!10周年記念のIMAX版&日本初の4Dで上映
『インターステラー』(14)、『ダンケルク』(17)のクリストファー・ノーラン監督最新作となるタイムサスペンス超大作『TENET テネット』が9月18日(金)より公開。いま世界で最も次回作が期待されるノーラン監督だが、このたびノーラン祭り第3弾として『インセプション』(10)がIMAX&4Dで8月14日(金)より公開されることが決定した。
ノーラン祭り第1弾の『ダークナイト』(上映中)、第2弾の『ダンケルク』(7月31日公開)に続く、待望の第3弾として公開される『インセプション』。今回、同作の公開10周年を記念してIMAXデジタルリマスター版が制作され、日本は全米に先駆けての上映となる。また4D版は今回が日本での初上映となり、こちらも話題を呼びそうだ。さらにIMAX版の本編前には、第1弾、第2弾に続き『TENET テネット』の約6分間におよぶ貴重なプロローグ映像を上映。いまだベールに包まれている同作を、いち早く体験できるチャンスとなる。
レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、マリオン・コティヤール、トム・ハーディといった国際色豊かな実力派俳優が集結した『インセプション』。人が夢を見ている間に潜在意識の奥深くに入り込み、貴重な情報を盗む技術で世界最高の腕を誇るドム・コブ(ディカプリオ)が失った人生を取り戻すため、アイデアを相手の心に“植え付ける”という、不可能とされるミッション“インセプション”に挑む。夢の中の世界を驚愕の手法で映像化した本作は、第83回アカデミー賞で作品賞をはじめとした8部門にノミネートされるなど、映画史に残る傑作としてファンからも根強い人気を誇り、ノーラン監督の代表作の一つとなっている。
新たなノーラン伝説になるであろう『TENET テネット』の公開へ向け、斬新なアイデアと圧倒的な世界観で観る者をいまなお魅了し続ける『インセプション』を、ぜひIMAX&4Dで堪能してみてはいかがだろうか。
文/富塚沙羅