古川雄輝と竜星涼が、キスシーンの感想を告白!『リスタートはただいまのあとで』会見に登壇
古川雄輝×竜星涼のダブル主演による癒し系純愛BL映画『リスタートはただいまのあとで』(9月4日公開)の記者会見が、8月3日にユナイテッド・シネマ豊洲で開催され、古川、竜星、井上竜太監督が登壇。会見後には、舞台挨拶も開催された。
古川は、都会の生活に疲れ、挫折中の狐塚光臣役を、竜星は、田舎暮らしをする優しい熊井大和役を演じた。光臣と大和は、お互いに“そのままの自分”を受け入れてくれる存在だと感じ、互いに惹かれていく。
古川と竜星は、本作で初共演を果たした。竜星は古川の印象について「知的でクールな方という印象があったのですが、現場で監督とすごくディスカッションをしたり、撮影が終わったあとも、2人で親身に話をされていたりと、ハートは情熱的な方なのかなという印象を受けました」と語った。
古川は竜星について「イメージどおりだったかな。男性から見てもカッコいい印象でしたが、実際に男らしい方でした。大和を演じている時は、漫画から飛び出てきたかのように、すごいそっくりで。僕は受け手側だから、非常にお芝居もしやすくて、すばらしいと思いました」と称えた。
予告編では、2人のキスシーンも入っている。古川は「僕は、男性とのキスシーンを以前にもやったことがあるんですが、非常にやりやすかったです。竜星くんもきれいな顔をしているので、キスをしやすいなと。緊張はしなかったです。スッとできました」とコメント。
竜星は古川とのキスについて「いやあ、もう、すごく柔らかかったです」とおちゃめに言うと、会場から笑いが上がる。「ハハハ。これは記事になるな」と言いながら竜星は「僕も男性ながらもドキドキしました。目をつむってるので、いつされるんだろう?と思いながら」と、同シーンを楽しんだ様子。
そのシーンの仕上がりについて、竜星は「とてもきれいだったんじゃないでしょうか」と笑顔を見せると、古川も「照明とかも含めて、幻想的な世界観になっていました。なるべくきれいなシーンにと心掛けてやっておりました」と手応えを口にした。
井上監督は、最後に本作について「世の中、大変な状況で、心が疲れたり、ギスギスしたりしているかもしれませんが、そんななか、心に寄り添えるようなものになったらと。観てやさしい気持ちになってもらえたらと」と本作をアピールした。
その後、舞台挨拶にも登壇した古川たち。古川は、1席空けて着席するなど、感染拡大防止策に応じてくれた観客に感謝し「ソーシャルディスタンスは取られていますが、こうやってたくさんの方々と久しぶりにお会いできて、いま嬉しいです」と目を輝かた。
竜星も「こうやってお客さんが舞台挨拶に来てくださった。今までは当たり前のことでしたけど、今は舞台挨拶というものもできない状況のなかで、来てくださったことに幸せを感じます」と感慨深げに語った。
また、本作の内容にちなみ、人生において、上手くいかないなと思った時はどうするか?と質問されると、古川は「今回もそうなんですけど、諦めずにちゃんと話せば、絶対にいい方向に行くと思うので、自分からコミュニケーションを取ったりして解決しようとしますけど、それで解決できないものは、家に帰ってお酒を飲んじゃいます」と正直に答えて会場の笑いを取った。
竜星は「僕は根が明るいタイプなので、クヨクヨしないといいますか、寝ちゃえば忘れる、よくできた人間なんです(笑)」と胸を張り、「悩んでいる方などにアドバイスをしたいんですけど、なかなかそれができないので、逆に僕に相談してくれたら明るくなると思います」と笑顔を見せた。
取材・文/山崎伸子