東京事変が主題歌を書き下ろし!北村匠海、小松菜奈、吉沢亮共演の『さくら』が11月に公開決定
<アーティスト&スタッフ コメント>
●東京事変(主題歌)
「この度は我々の大好きな人が書いた小説の映画化にあたり、
主題歌をご注文くださり、ほんとうにありがとうございます。
小松菜奈氏ら適切な配役をはじめ、終始大胆且つ繊細な傑作。
ハイティーン期間限定のあの、痛くて痒くて堪らないきぶんを
思い出し、久しぶりに孤独に咽びながらしかし皆で力を合わせ
ながら、映画へ寄り添うべく精一杯努めました。子供と大人の
間の宙ぶらりんを自覚すればこそ振り絞りたいと焦り、未熟な
汗と涙を撒き散らす。お若いかたがたのそんなご様子を垣間見
るたび一緒に胸震わせてしまうのは、自分もその荒波を必死で
泳いだ者の内の一人だからだと改めて気づかされるのでした。
そして昨今、悪送球見舞われ続ける人類。各々何かと覚束ない
いまだからこそ本作を多くのかたがたと分かち合いたいです。
どんなときも愛を込めて。東京事変2O2O」
●矢崎仁司(監督)
「小説を映画にする時、一番大切にするのは読後感です。何度も泣いたし、いっぱい笑った、そして元気をもらったこの家族を描きたいと思った。素晴らしい俳優たちと、サクラを演じた犬のチエちゃんとの奇跡的な出会いで生まれた映画です。試写室ですすり泣く声を聞いたのも初めてですが、なによりうれしかったのは、涙より笑い声が起こったことです。“生”を描くには分母に“死”があり、“哀しみ”を描くには分母に“笑い”が必要です。きっと、この家族との出会いが、いまの長いトンネルの先の一筋の光になってくれると信じています。最後に届けられた東京事変の主題歌『青のID』は、いまだからこそ、世界に愛を叫ぶ、新しい喜劇の産声のように聞こえました。この家族に会いに来てほしい。きっと元気になるから」
文/トライワークス