ジャレッド・レト主演『トロン3』が始動?誤爆されたタイトルは『TRON:ARES』
『スーサイド・スクワッド』(16)でジョーカー役を演じ、スパイダーマンの宿敵を主人公にした『モービウス』(公開日未定)では主演を務めるジャレッド・レトが、カルト的人気を誇るSF映画シリーズ「トロン」の最新作で主演、製作を務めることを自身のSNS上で正式に表明。さらに「Colider」の報道によればレトは、まだ発表されていない同作のタイトルをうっかり誤爆してしまったようだ。
1982年に公開されたジェフ・ブリッジス主演の『トロン』は、ビデオゲームデザイナーがコンピューター世界へと転移してしまう想像力豊かなストーリーとCG技術を駆使した先進的な映像で大きな話題を集めたが、興行的には苦戦。のちにカルト化し人気を高めた。
2010年には、まさかの続編となった『トロン:レガシー』が公開。同作が全世界興収4億ドル超えのヒットとなり、すぐさま第3弾の企画が進行したものの、2015年にその製作は見合わせに。しかし2017年にリブート版が進行中であると報じられ、レトがプロデューサーとして参加することが噂されていた。
レトは自身のTwitterで「幼い頃から『トロン』のビデオゲームと映画の両方から影響を受けてきたので、このシリーズに新しい命を吹き込む機会にとても感謝しています」と投稿すると、自身が主演を務めることを明らかに。
その詳しいストーリーについてはまだ明らかにされていないが、前述の2017年の報道では主人公の名前が「Ares」であると伝えられており、すでに削除された投稿のなかでレトは『TRON:ARES』と、最新作のものと思しきタイトルを記述していたとのこと。
今年春には前作でメガホンをとったジョセフ・コシンスキー監督が続編企画を進めており、ダフト・パンクが音楽を続投することなどが伝えられ、様々な情報が錯綜してきた「トロン」最新作。「Deadline」の報道では、レトが主演を務める本作の監督には『LION 〜25年目のただいま〜』(16)を手掛けたガース・デイビス監督が就任したと伝えられている。現時点ではまだ開発段階とのことで、公開時期や撮影開始の目処については未定。続報を楽しみに待ちたいところだ。
文/久保田 和馬