中村倫也、久々の浴衣にソワソワ!「キレイな瞳」と石橋静河に直球告白

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中村倫也、久々の浴衣にソワソワ!「キレイな瞳」と石橋静河に直球告白

中村倫也が初共演となった石橋静河の瞳に惚れ惚れ
中村倫也が初共演となった石橋静河の瞳に惚れ惚れ

中村倫也の主演最新作『人数の町』(9月4日公開)の大当たり祈願&完成記念会見が8月24日に都内で行われ、中村をはじめ、石橋静河、荒木伸二監督が出席。浴衣姿を披露した中村が「数年ぶりの浴衣です。腹の座りがどこだかわからなくて、ちょっとそわそわしています」と照れ笑いを見せた。

神妙な面持ちで大当たり祈願
神妙な面持ちで大当たり祈願

本作は、第1回木下グループ新人監督賞の準グランプリ受賞作品を映画化したディストピア・ミステリー。“出入りは自由だが、離れることができない”町の住人になった蒼山(中村)が、行方不明になった妹を探しに来たという紅子(石橋)とともに奇妙な町の真相に迫っていく姿を描く。会見の前には、日本橋福徳神社を訪れて大当たり祈願を実施。中村は「僕の邪念がすべてふり払われましたので、今日はつるんとしたコメントしか出なそうです」と語り、会場の笑いを誘っていた。

本作で初共演を果たした中村と石橋。映画の注目ポイントを聞かれた中村は「石橋さんの瞳です」と告白。「本当にキレイな瞳なんです。こんなに光が集まる眼球、僕、持ってないですもん」と独特な表現で語り、「紅子の登場で物語が動き、蒼山も揺さぶられていく。それが成長なのかどうかわからないけれど、変わるきっかけとなる紅子の登場は見どころです」とアピールした。

息ぴったりにトーク
息ぴったりにトーク

さらに中村は「初めてとは思えないくらいの信頼感と安心感がありました」と続けるなど、石橋との共演に充実感たっぷりだ。「現場でも、仕事の話はせずに僕がずっとしゃべっているところに、石橋さんがツッコミを入れ、それにまた乗っかって…。そしてだんだん無視されます」とお茶目に笑いつつ、「でも、無視されると仲良くなったと思えるタイプなので大丈夫です」と満足げ。

荒木監督は「中村さんと石橋さんは“水と火”という真逆のタイプだと思いました」と分析し、「さらさらっと流れるように演じる中村さんと、グッグッと押してくる石橋さんという感じですね」とナイスコンビネーションについて語る。本作で長編映画初挑戦を果たした荒木監督だが、「たった一人で孤独に脚本を書き始めるところから始まりました。それが今、日本で最高レベルのお二方に演じてもらうことで立体化したことに感動しています」と感無量の面持ちを見せると、中村は「映画を観た方の反応が楽しみな作品」と期待を述べ、舞台となる奇妙な町について「怖くて不気味」と印象を明かした石橋も、「おもしろい作品になっています。私自身、1回目と2回目の感想は違った」と本作の魅力を語っていた。

文/成田おり枝

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