花澤香菜が黒猫の妖精に!中国の人気アニメ『羅小黒戦記』日本語吹替版の制作が決定
2011年からWebアニメとして公開され、中国を代表するアニメ作品として人気を集める「羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)」。本作の日本語吹替版『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』が11月7日(土)に公開されることが決定し、あわせて第一弾キャストが発表された。
「羅小黒戦記」は中国の漫画家でアニメ監督のMTJJおよび寒木春華(HMCH)スタジオが制作を手がけ、劇場版の中国国内での興行収入は3.15億人民元(約48億円)を記録した大ヒット作品。小規模ながら日本でも字幕版が公開されると、その想像以上のクオリティに 「今後、 これを作った人たちと競っていかないといけないのか」「痺れるほどかっこいい!もう感心を通り越し、嫉妬を覚えてしまう」 と、ファンだけでなくアニメ関係者からも賞賛の声が寄せられた。
人と妖精の様子を描くファンタジー・アドベンチャーである本作。開発による自然破壊で、住処を失った黒猫の妖精シャオヘイは、同じく妖精であるフーシーに助けられ仲間に加わる。そこに最強の執行人である人間のムゲンが現れ、シャオヘイを連れ去ってしまう。フーシーはシャオヘイを奪還すべく、以前から計画していた“ある作戦”の実行に移すが、一方のムゲンはシャオヘイを連れ、人と共存する妖精たちが暮らす会館へと向かう。
今回解禁された第一弾キャストとして、黒猫の妖精シャオヘイを花澤香菜、植物を自在に操る妖精フーシーに櫻井孝宏、執行人ムゲンを宮野真守ら豪華キャストが発表された。主演の花澤は「シャオヘイはネコと子どものかわいさを持ちあわせたキャラクターです。 だから、 両方の要素を取り入れて、かわいく!純粋に!という点を意識して演じました」と語っている。
同時に公開されたティザービジュアルは、中国の制作スタジオによる描き下ろしで、旅の途中で佇む、青年ムゲンと小さな子猫の妖精シャオヘイが描かれている。青空に浮かぶ入道雲が印象的で、彼らの行き先を明示するような、美しくも懐かしさを感じさせるビジュアルとなっている。
また、シャオヘイ、フーシー、ムゲンが登場する特報では、シャオヘイがかわいらしく動き回り、ムゲンらと旅をする様子が描かれている。なお、音響監督は『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』(16)や『スパイダーマン:スパイダーバース』(18)の岩浪美和が担当しており、高揚感を煽る音楽が物語を彩っている。
待望の吹替版公開決定で、すでに盛り上がりを見せている「羅小黒戦記」。このあとに続くキャストといった新たな情報も気になるところ。今後の動きも楽しみにしたい。