高良健吾、石橋静河、山下リオも参戦!『あのこは貴族』公開日&特報が解禁

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高良健吾、石橋静河、山下リオも参戦!『あのこは貴族』公開日&特報が解禁

門脇麦と水原希子の共演で、山内マリコによる同名小説を映画化した『あのこは貴族』の公開日が2021年2月26日(金)に決定。さらに追加キャストとして、高良健吾、石橋静河、山下リオの参加が発表されるとともに、特報とティザービジュアルが解禁となった。

門脇麦と水原希子が共演する『あのこは貴族』の公開日が2021年2月26日(金)に決定
門脇麦と水原希子が共演する『あのこは貴族』の公開日が2021年2月26日(金)に決定[c]山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会

初のオリジナル長編作品『グッド・ストライプス』(15)で、新藤兼人賞金賞を受賞した岨手由貴子がメガホンをとる本作。都会でなに不自由なく育った箱入り娘の華子(門脇)と、都会を自力で生き抜く地方出身の美紀(水原)という異なる境遇の二人が出会い、恋愛や結婚だけではない人生を切り開いていく姿を描く。奇しくも二人をつなぐことになる弁護士の幸一郎を高良、華子の友人でバイオリニストの逸子を石橋、美紀の地元の友人で同じ名門大学に入学する里英を山下が演じるほか、銀粉蝶、佐戸井けん太、篠原ゆき子、石橋けい、山中崇、高橋ひとみ、津嘉山正種らの出演も明かされた。

特報には、華子と美紀の日常の様子から、二人の思いがけない出会いまでが収められている。“結婚=幸せ”と信じて疑わず、見合いを経て良家の弁護士である幸一郎との結婚生活をスタートした華子。一方で、華子とは別世界に生きながらも、大学の同期生であった幸一郎と一緒にパーティを楽しむ美紀。そして、街中で美紀を見かけた華子がとっさに美紀を呼び止めて…。ここから二人はどのような関係になっていくのか、この先の展開に期待が高まる映像となっている。

【写真を見る】大島依提亜&塩川いづみによるティザービジュアル
【写真を見る】大島依提亜&塩川いづみによるティザービジュアル[c]山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会

また、ティザービジュアルのデザインを『サスペリア』(18)、『ミッドサマー』(19)で知られるグラフィックデザイナーの大島依提亜が担当し、イラストレーターの塩川いづみが華子と美紀のイラストを描き下ろした。シンプルな線で描くことによって、異なる階層に生き、身にまとうものが違っていても、中身は同じ“女性”であるという気づきを与えてくれるものに仕上がっている。

本作について原作者の山内は「正直に言って私、ものすごぉーく気に入ってます。2021年の日本映画の大収穫の一つなんじゃないかと」と、太鼓判を押す。20代後半から30代にかけて、息苦しさを抱える女性たちが軽やかに変化していく姿を追った“最後の青春譚”に注目したい。

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