我の強いクセ者ばかり？「鬼滅の刃」最強の“柱”たちの魅力をおさらい！

社会現象を巻き起こしている「鬼滅の刃」。その人気の理由の一つが、主人公の竈門炭治郎をはじめとするユニークなキャラクターたちだ。炭治郎の仲間である鬼殺隊のメンバーから、敵である鬼まで、個性豊かなキャラでひしめき合っている。

今回は、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(公開中)に、鬼殺隊の柱の一人で”炎の呼吸”の使い手、煉獄杏寿郎も登場するということで、数百名を超える鬼殺隊の隊士の中で圧倒的な戦力を誇り、中核をなす強者である“柱”たちを紹介していきたい。

クールだけど天然な水柱・冨岡義勇

”水の呼吸”の使い手である水柱・冨岡義勇は、物語の序盤で鬼となった禰豆子の命をねらいに現れた人物で、炭治郎が初めて出会った鬼殺隊の隊士。その見た目からクールに思えるが心やさしく、炭治郎と禰豆子の兄妹の絆に可能性を見いだすなど、炭治郎が鬼殺隊を志すきっかけを与えてくれた。冷静で口下手、少し天然なところもあり、ルックスとのギャップが魅力でもある。

刃にも言葉にも毒がある蟲柱・胡蝶しのぶ

蝶の羽根を模した髪飾りや華やかな羽織を着用し、容姿端麗な胡蝶しのぶは、”蟲の呼吸”の使い手。小柄な体格で柱の中では唯一、鬼の頸を斬ることができないが、それを補って余りあるほどの強力な毒で戦い、医学や薬学にも精通し、隊士の治療も行う。おしとやかな雰囲気を纏っているが、口からさらっと毒を吐く、毒舌な一面も持ち合わせている。

熱い心を持つ好青年な炎柱・煉獄杏寿郎

歴代の炎柱を輩出している煉獄家の出身で炎の呼吸の使い手である煉獄杏寿郎は、そのたくましい見た目にぴったりの正義漢で、抜群のリーダーシップで隊士たちから慕われる兄貴分だ。当初、隊律違反を犯した炭治郎と鬼の禰豆子に対して「即刻斬首すべき！」と発言していたが、炭治郎の心意気を感じ取り、気にかけるようになる。映画では、炭治郎、我妻善逸、嘴平伊之助、禰豆子たちとともに、鬼たちに立ち向かうべく、闇を往く無限列車へと乗り込んでいく。どんな活躍を見せてくれるのかおおいに期待したい。

まだまだこんなに！個性的な柱たちにお館様

このほか、宝石を散りばめた額当てなどパンキッシュなルックスが特徴で、「派手」が口グセの音柱・宇髄天元や、ボーッとしていてなにを考えているかわからず、つかみどころのない霞柱・時透無一郎。数珠を持った僧侶の風体の岩柱・悲鳴嶼行冥、ピンクと緑のツートンカラーがキュートなヘアスタイルに、開いた胸元とミニスカートという大胆な服装が目を引く恋柱・甘露寺蜜璃、口元を包帯で覆い、片目を前髪で隠したどこかダークな雰囲気の蛇柱・伊黒小芭内。さらに、鬼である禰豆子の本性を引き出すため、自らの腕を切ってしたたる血を見せるなど粗暴で短気な風柱・不死川実弥といった個性の強いキャラクターが登場する。

そんな一癖も二癖もある柱や隊士たちをまとめるのが、お館様こと産屋敷耀哉。顔面上半分の皮膚がただれ、視力がなく、体も衰弱しているが、人心掌握術を心得ており、性格は穏やかで冷静沈着な人格者だ。我の強い柱たちも、彼のカリスマ性に心酔している。

クセ者ぞろいだが、高い実力と魅力的な一面を持っている柱たち。彼らの活躍を見れば、多くの人々を虜にしてやまない理由がわかるはずだ。

文/トライワークス

※禰豆子の「禰」は「ネ＋爾」が正式表記
※煉獄杏寿郎の「煉」の漢字は「火＋東」が正式表記