「家なき子」脚本家が手掛ける新作テレビアニメの制作決定、人気アニメとコラボしたホテルの開業など…2週間の新着アニメNewsをまとめ読み!
9月末~10月上旬にかけて発表され、話題になったアニメ関連のニュースをファンの声とともにおさらい。有名脚本家による初のテレビアニメ制作決定やスタジオジブリ関連の絵本の発売など、人気アニメの新情報を中心にご紹介!
脚本家、野島伸司による初のオリジナルアニメーション「ワンダーエッグ・プライオリティ」の制作が決定
「高校教師」や「家なき子」、「高嶺の花」ほか数多くの話題のテレビドラマを手がけてきた脚本家、野島伸司が初めてアニメ作品の原案・脚本を務めるオリジナルアニメーション「ワンダーエッグ・プライオリティ」の制作が決定。あわせて、ティザービジュアルやPVなどが解禁された。
2021年1月より日本テレビほかでの放送が予定されている本作。「22/7 あの日の彼女たち」キャラクターPV、「僕はロボットごしの君に恋をする」アニメーションPVなどに携わってきた気鋭の演出家、若林信が監督を務め、『空の青さを知る人よ』(19)や「約束のネバーランド」などのCloverWorksがアニメーション制作を手がける。
今後のさらなる続報が待たれる本作より、野島と若林監督からのコメントが到着。「いつからかドラマにも“コンプライアンス”が侵食して、僕のような物書きは翼をもがれた感覚で、より自由度の高い場所を模索していました。今回、アニメの世界を描く場をいただき、本当に久しぶりに楽しかったです。アニメやゲームは日本が世界に誇れるエンターテインメントであり、リテラシーの高いアニメファンと向き合えることをうれしく思います」と、生きいきとした言葉で意気込む野島。
その熱い気持ちに応えるように、若林監督も「登場人物が自分に似てしまうことがあります。人物を理解しようとする過程で、自分だったらと考え始め、結果として動かしやすいように矯正してしまうのです。なので、今回は『自分だったら?』をやめてみました。野島さんから託された脚本の魅力を余すことなく伝えられるように最後まで頑張ります」と語っている。
アニメをコンセプトにした「EJアニメホテル」がところざわサクラタウンに開業
埼玉県所沢市の「ところざわサクラタウン」にて、アニメをテーマにしたコンセプトホテル「EJアニメホテル」が10月1日より開業した。イベントスペース、ショップ、レストラン、ミュージアムなどを展開する同複合施設の新展開となるこのホテルは、11月6日(金)に予定しているグランドオープンに先行して宿泊客を迎える形となった。
EJアニメホテルの“EJ”とは「Entertainment Japan」の意で、「好きな物語に、泊まる。」をコンセプトに、アニメをはじめゲーム、コミック、映画、特撮、アイドルなど、あらゆるコンテンツの世界観を演出する体験型ホテルだ。室内装飾やオリジナルグッズはもちろん、映像、音響、ライティングを駆使することで、「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」や「宇崎ちゃんは遊びたい!」、「この素晴らしい世界に祝福を!」、「とある科学の超電磁砲T」といった人気作品とのコラボを実現している。
9月30日にホテルのロビーで行われた「EJアニメホテル 開業前日セレモニー」には、ホテルエレベーターのアナウンスを担当した声優の梶裕貴がゲストとして登壇。「このような楽しいコンセプトのホテルが誕生し、またアナウンスとしてかかわれたことを、いちアニメファンとしてうれしく思います。お泊りになる皆さんに、EJアニメホテルで良い思い出を作ってほしいです」とコメントしている。
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著者:スタジオジブリ/監修、徳間書店児童書編集部/編
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